
生活費に苦しむ会社員らに対して金を貸し付ける代わりに給料を違法に差し押さえたとして、債権買い取り会社の社長の男ら7人が逮捕されました。
「ZERUTA」社長・足立慎吾容疑者(34)ら7人は去年4月、無許可で貸金業を営み、会社員の男性ら12人から法定金利を上回る利息を受け取った疑いが持たれています。
警視庁によりますと、足立容疑者らは給与を債権として金を貸す、いわゆる「給与ファクタリング」を行い、最大で法定金利の30倍を超える金を手数料と称して受け取っていました。
これまでに13億円以上の利益を不正に得ていたということです。
足立容疑者は容疑を認め、他の6人は容疑を否認しています。