W杯バレー・キャプテン古賀紗理那「全員で勝ちに行く」 個々の能力高いプエルトリコ戦見どころ【パリ五輪予選】

W杯バレー・キャプテン古賀紗理那「全員で勝ちに行く」 個々の能力高いプエルトリコ戦見どころ【パリ五輪予選】

  • FNNプライムオンライン
  • 更新日:2023/09/19
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バレーボールのFIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023は女子大会2日目を終えて、日本代表(世界ランキング8位)は開幕2連勝。17日のアルゼンチン戦では3-0で勝利を収めた。3戦目となる19日は北中米のプエルトリコ(同22位)と対戦する。

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個々の能力が高いプエルトリコ

2016年リオデジャネイロオリンピックが本戦で唯一の出場であり、そのときはプール戦未勝利の第11位に終わったプエルトリコ。なお、過去7度対戦している日本には一度も勝利していない。直近の対戦は昨年の世界選手権で、日本が林琴奈のチーム最多15得点の活躍でストレート勝ちを収めている。

その世界選手権では第15位、今年の北中米選手権では第6位(7チーム中)と成績こそ振るわないプエルトリコだが、個々の能力は高い印象。

北中米選手権ベストスコアラーのパオラ・サンティアゴ(背番号16)や、同大会で1セットあたり1.35本のブロックポイントを決めてベストブロッカーに輝いたネイラ・オルティス(背番号12)らがチームの軸を担う。

192cmのアベルコロンビエに警戒

今回のワールドカップバレーでは身長192㎝のオポジット、ブリタニー・アベルコロンビエ(背番号11)が初日はヨーロッパ選手権女王のトルコに対して14得点をマーク。2日目には24得点の大活躍で、ベルギー撃破の立役者となった。

トルコ戦では5得点と沈黙ぎみだったサンティアゴもベルギー戦では12得点をあげるなど、本調子の気配あり。また、その試合ではオルティスも両チーム通して最多4本のブロックシャットを決めている。このうえない勢いをつけて日本戦に臨んでくるだろう。

女子日本代表 3連勝へ

日本は登録メンバー全員が出場した初日のペルー戦と打って変わって、アルゼンチン戦では各セットでメンバーを固定し、終止安定した試合運びを展開。

そのなかで井上愛里沙がチーム最多17得点と活躍した。中1日での大会中盤戦。個々の力が光るプエルトリコに対し、「チーム全員で勝ちにいく」(古賀紗理那主将)ことを体現したい。

文/坂口功将(月刊バレーボール編集部)

プライムオンライン編集部

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