ドイツで開催『もうひとつのW杯』日本一の小学生コンビが挑んだ最大級のロボット競技会「ワールド・ロボット・オリンピアード」

ドイツで開催『もうひとつのW杯』日本一の小学生コンビが挑んだ最大級のロボット競技会「ワールド・ロボット・オリンピアード」

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  • 更新日:2022/11/25

サッカー日本代表が強豪ドイツ相手に歴史的勝利を収めましたが、そのドイツで開かれた『もうひとつのワールドカップ』に大阪の小学生が挑みました。

「ロボット競技」で世界一を目指す小学生2人組

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大阪府堺市にあるプログラミング教室「ロボ団なかもず本校」。その片隅でロボットの細かな動きを確認する2人がいました。小学5年生の大畑奏くんと、小学4年生の植田創介くんです。

(大畑奏くん)
「今はロボットの調節とプログラミングの調節をしています」

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2人が取り組んでいるのは「ロボミッション」という競技。ラジコンのように操縦するのではなく、プログラムで動くロボットを使い、ブロックを回収するなどの様々な課題が設定されたコースをいかに正確に速くクリアできるかを競います。

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小学生~高校生を対象に世界85以上の国と地域から2万8000を超えるチームが参加する世界最大級のロボット競技会「WRO(ワールド・ロボット・オリンピアード)」。実は大畑くんと植田くんの2人は、今年8月に行われた日本大会の決勝で見事優勝して、ドイツで開かれる世界大会への切符を手にしたのです。

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日本一の小学生・大畑くんの自宅を訪ねてみると、リビングには「競技コース」がありました。

(父・雅一さん)
「6か月ぐらいはずっとこういう状態でやっています」
(母・瞳さん)
「テレビが見えない」

大会で勝利するためにはプログラミング教室だけでは時間が足りないと、日々自宅でもロボットやプログラムの調整に取り組んでいます。

(大畑奏くん)
「分からないときは何回も動画を撮ってもらってそれを見て、ちょっとイライラするんです。無理やったらちょっとイライラして」

両親はというと…。

(父・雅一さん)
「プログラムはほとんどわからないです。地道に倒れたやつを立て直したりとか本当にサポートだけ」

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もう1人の植田くんも自宅で練習に励みます。

(植田創介くん)
「休みの日が多いけど、学校が終わって塾とかがない日はやっています」

去年、初めて出場した大阪の予選会でミスをしてしまった植田くん。

(母・恭子さん)
「帰り道ずーっと泣いて、たぶん1時間以上泣いていた」

「大会で勝ちたい」とプログラミング教室が主催する選抜コースに参加。そこで大畑くんと知り合いチームを結成しました。

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そんな日本一の2人が世界大会に向けて取り組んだのが新たなロボットの開発です。より速く正確に課題をクリアするために、新しいロボットにはカラーセンサーを搭載してブロックの色の識別機能を強化するなどしました。

(大畑奏くん)
「10位以内には入りたいというのがまずあって。自分たちの全力を出し切ってやりたいなと思っています」
(植田創介くん)
「まず(課題で)満点とって悔いなく終わりたい」

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そして11月17日にドイツで始まった世界大会「WRO2022ドイツ国際大会」。73の国と地域の365チームが集まり、3日間にわたり熱い戦いを繰り広げました。

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2人が出場するのは「ロボミッション」の小学生部門です。2人のロボットは課題通り緑のブロックの上を落として赤のブロックは回収。滑らか動きを見せます。そして無事完走。

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2人は健闘したものの結果は81チーム中21位と目標には届きませんでした。しかし世界の強豪たちとの戦いを通して大きな刺激を受けたようです。

来年はパナマで大会が開催される予定で、大畑くんは「世界一を目指したい」、植田くんは「また世界に行けるようにがんばります」と話しました。

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