[福島・いわき市]QRコードを活用して新型コロナ感染経路を見える化

[福島・いわき市]QRコードを活用して新型コロナ感染経路を見える化

  • 政治山
  • 更新日:2020/09/16
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※写真はイメージです

福島県いわき市(32万4200人)は、新型コロナウイルス感染症の感染経路の見える化を図るため、QRコードを活用した市独自の「あんしんコロナお知らせシステム」の運用を7月から開始した。国の緊急事態宣言解除後、感染第2波に備えながら社会経済活動との両立を目指す段階へ向けて、市独自の事業者向け緊急経済対策(第3弾)の一環として取り組んだもの。QRコードを活用した安全・安心の体制づくりを推進し、「感染防止いわきスタイル」の確立を図っていく。

具体的には、(1)市が発行するQRコードを設置した協力店舗や公共施設等で、(2)来店者等がQRコードを読み取り、空メールを送付することで、アドレス、店舗、日時の情報を記録し、(3)新型コロナウイルス感染症の陽性者が発生した場合、同一時間に同一店舗等にいた来店者等へメールで連絡する――というのがシステムの流れ。接触の可能性がある来店者等に速やかに連絡し、保健所でのヒアリングに応じるなど適切に行動してもらうことで、クラスターの発生や感染拡大を防いでいく。

市は、システムの普及促進を図るため、商工会議所や各商工会、各地区の飲食業組合や理美容組合などの関係団体に対して店舗等の参加協力を依頼するとともに、特にマスクを外す機会が多く長時間滞在する傾向のある飲食業や理美容業等の店舗を中心に参加協力を依頼している。また、不特定多数が比較的長時間利用する市の公共施設でも運用する。

同システムに参加登録した店舗等に対しては、陽性者が発生し、来店履歴等から消毒が必要と保健所が判断した場合、店舗等の消毒に関する経費相当分として補助(補助率:10分の10、上限額:30万円)を行う。需要喚起策としてシステム運用開始後の一定期間、システム登録者に対する店頭での割引や店舗で使える利用券の贈呈なども実施する。

(月刊「ガバナンス」2020年8月号・DATA BANK2020)

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