秋田県北秋田市で、加工用米の生産に対して交付金を支給する事業の申請漏れがあり、農家に交付金が支払われなかった。市は担当職員を減給処分とした。
減給10分の1(1カ月)の処分を受けたのは、北秋田市産業部の30代の主査級の職員。
職員は、休耕田を活用した加工用米の生産に対する交付金事業で、農家68件から申請があったにも関わらず、確認を誤ったことで46件が申請から漏れた。
該当する農家や農業法人に支払われるはずだった交付金は1372万5000円に上る。
市は、12月の市議会定例会でこの事案を報告し、未払いとなっている交付金を12月補正予算案に計上する予定。
なお、市は、職員の上司3人を戒告処分としている。