
第104回全国高校野球選手権大会が6日、開幕する。各地区の本紙の「イチオシ選手」を紹介する。
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日本文理を投打でけん引するのはエースの田中晴也(3年)。新潟大会準決勝では自身最速の150キロを記録。圧巻の投球で三振を奪い取り、ピンチの場面ではギアを上げ、チームにとって必要不可欠な存在だ。186センチ、92キロの恵まれた体格で、打っては3番を任され、長距離砲として3大会連続の夏の甲子園出場へ導いた。過去11度出場するも09年はあと一歩届かず準優勝。初の全国制覇へ田中の活躍が鍵となる。