東大前切りつけ事件、文科省・末松大臣が緊急会見 被害者の受験生に「最大限の対応したい」

東大前切りつけ事件、文科省・末松大臣が緊急会見 被害者の受験生に「最大限の対応したい」

  • ABEMA TIMES
  • 更新日:2022/01/15
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15日、大学入学共通テストの会場になっている東京大学の前で受験生ら3人が切り付けられた事件を受け、文部科学省・末松信介大臣が緊急会見を行った。

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同日午前、東京大学前の歩道で、大学入学共通テストを受けに来た高校3年の男女2人と、72歳の男性が刃物で切り付けられる事件が発生。高校2年の男子生徒(17)が現行犯逮捕された。警視庁によると、刃物の刃渡りは15センチで、少年が自宅から持ってきたものだという。受験生が試験場で切りつけられる事案は初めてとみられる。

会見の冒頭で「このような事案が発生したことが誠に遺憾であり、被害に遭われた方の1日も早い回復をお祈りしたい」と述べた末松大臣。「まずは、被害に遭った受験生の容態を見守りつつ、受験生本人の意向等も踏まえながら対応して参りたい」とした上で、マスコミに向けて「共通テストは明日も続きますので、受験生への取材は極力控えていただけるよう強く申し上げたい」と訴えた。受験生や受験生の家族に向けては「警備を最大限強化する。安心して落ち着いて受験に臨んでもらいたい」とした。

記者から被害に遭った受験生2人について「追試験を受けるのか。傷の状態によっては受けられないのではないか」と質問が及ぶと、末松大臣は「被害に遭った受験生の2人には今、東京大学の職員が随行している。本人の意向と状態を確認し、最大限の対応をしたいと考えている。今日の今日なので、まずは本人の意向と状態を確認したい」とコメント。新型コロナの特例措置と同じように、共通試験なしで個別学力検査(2次試験)を受ける「可能性もある」とした。また、被害に遭った受験生2人のうち「1人は傷が深いと聞いている」と明かした。

明日の試験で持ち物検査をやるかどうかの質問には「職員と随分検討したが、今回の事案は加害者が受験生ではなく、構外で発生した。手荷物検査は多くの受験生にとって、かなり心理的負担になる。受験者の多い試験場では、相当な時間が取られ、感染対策上の問題もある。(持ち物検査は)難しい」とコメント。「(持ち物検査は)これからの検討で、今回は警備で対応したい」と述べた。

事件を受け、大学入試センターは、試験会場となっている全国の国公私立大の担当者に警備体制の強化を要請する文書を発出。各大学に警備体制を強化するよう要請した。(『ABEMA NEWS』より)

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