3万4800円のシャオミ製SIMフリースマホ「Redmi Note 10 Pro」はカメラ&エンタメ性能がとにかく充実

3万4800円のシャオミ製SIMフリースマホ「Redmi Note 10 Pro」はカメラ&エンタメ性能がとにかく充実

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  • 更新日:2021/05/05
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本稿でレビューするのは、シャオミのSIMフリースマホ「Redmi Note 10 Pro」。3月に発表されたRedmi Note 10シリーズのうちの最上位モデルであり(ほか3機種は日本未発売)、1億800万画素のレンズを含む4眼カメラ、リフレッシュレート120Hz駆動の有機ELディスプレーなどが特徴です。

日本国内では4月16日よりMVNO各社や家電量販店などで発売されています。価格は3万4800円(税込)。カラーは「グレイシャーブルー」「グラディエントブロンズ」「オニキスグレー」の3種となっています。

今回はRedmi Note 10 Proを1週間ほど使う機会を得たので、その使い勝手をレポートします。

落ち着きのあるハイエンド風デザインが魅力

まずは本体から。縦約164mm、横幅が約76.5mmと縦横ともにがっしりしています。ただし、同程度のサイズのスマホと比べて、厚さが約8.1mmと抑えられているのがポイント。手になじみやすく、片手での操作はそこまで辛くありません。背面はマットな質感。ギラギラと輝くのではなく、落ち着きのあるカラーリングがハイエンドモデルの雰囲気を醸し出しています。

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サイズは約76.5×164×8.1mm。重量は約193g

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背面は高級感を感じさせるデザイン

本体上部にはイヤホンジャックを搭載。また、nanoSIMのカードスロットを2基、micoroSDカードスロットを1基搭載し、DSDS/DSDVに対応します。

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本体上部に3.5mmイヤホンジャック

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下部にUSB Type-Cポート

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右側に電源ボタンと音量ボタン

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左側上部にSIMカードスロット

ディスプレーは約6.67型の有機EL。解像度はフルHD+(2400×1080ドット)。リフレッシュレートが120Hz、タッチサンプリングレートが240Hzと高速駆動が最大の特徴です。実際に「Call of Duty: Mobile」をグラフィック品質とフレームレートを「最高」にしてプレイしましたが、表示は滑らかでタッチ操作への反応も迅速。本体は多少熱くなりますが、ゲームプレイ自体は快適です。

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ゲームを快適にプレイするための設定もある

パンチホール式のインカメラはかなり小さいため気になりません。スピーカーは上下(横向き時は左右)に付いており、音の左右差も感じませんでした。

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映像への没入感は高い

約1億800万画素のアウトカメラ 独自の撮影機能がおもしろい

背面のアウトカメラは、広角(約1億800万画素)+超広角(約800万画素)+望遠接写(約500万画素)+深度センサー(約200万画素)と、ハイエンドモデルにも劣らない豪華な4眼構成になっています。

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アウトカメラは本体からかなり突き出ている

仕上がりとしては非常に素直といいますか、目で見た色彩を忠実に再現します。花や草木は実際よりも少し鮮やかに写る印象です。

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標準で撮影

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超広角で撮影

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AIが食事と認識

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花や草木は特に鮮やかに撮れると感じた

Redmi Note 10 Proのカメラは、多彩な撮影機能を搭載します。まずはポートレート。画面でぼけ具合を調整しながら撮影できます。調整の幅は広く、まれに輪郭がぼやけてしまうこともありますが、おおむね自然な仕上がりになります。

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スライダーでぼけの具合を調整。上部にF値が表示される

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きれいにぼけがかかった1枚。被写体と背景の識別精度はまずまずの高さ

次は夜景撮影。Redmi Note 10 ProはデュアルネイティブISOを搭載し、高感度でもノイズを抑えた写真が撮れるとのこと。しかし、「夜景モード」をオン/オフを切り替えながら撮ってみましたが、あまり差は感じられず、どちらも明るさが足りない仕上がりに。もう少し光量の多い場所など、異なるシーンでも試したいところです。

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夜景モードをオフにして撮影

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オンにして撮影。わずかに明るくなっている

望遠接写カメラを使ったマクロ撮影も可能。細部を捉えた、被写体の質感が伝わる写真を撮れます。

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「スーパーマクロ」で撮影

「クローン」モードは、1枚の写真に複数の同一人物を写せる撮影機能。一度シャッターを押したら、画角を変えずに被写体は次の位置に移動。再びシャッターを切ると、分身したような写真になります。これが非常におもしろい。自分一人では撮れませんが、普通のカメラでは撮れない写真を撮れます。ちなみに、動画モードでも「クローン」を使えます。

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3回シャッターを切って撮影(筆者は順に右へ移動)。どうしてもブレが残るが、かなり楽しめる

また「長時間露光」撮影もできます。そのなかでも、人や光など被写体に合わせてモードを切り替えられるのが特徴。ライトを使ったペインティングの写真でSNS映えを狙ったり、星の軌跡を追った天体写真を撮ったりできます。

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車のヘッドライトを長時間露光で撮影

ほかにもタイムラプスや、アウト/インカメラを同時に使って2方向の様子を動画撮影できる「デュアルビデオ」といった機能があります。各撮影モードは、「もっと見る」やメニューから起動できます。

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ほとんどの撮影モードは「もっと見る」から選べる。「スーパーマクロ」は画面右上にあるメニューアイコンをタップしてから起動する

インカメラは約1600万画素。美肌や小顔補整ができる「ビューティ」機能や、夜景モードでの撮影が使えます。手のひらをカメラにかざしてシャッターを切れる機能や、写真全体の風味を変える「フィルター」機能も搭載します。

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インカメラを起動すると補整がかかる

バッテリーは5020mAhと大容量 Felicaや防水には対応せず

OSはAndroid 11に準拠したMIUI 12。CPUはSnapdragon 732Gを搭載。5Gには対応していません。メモリーは6GB、ストレージは128GBとなっています。動作はアプリの切り替え時にややもたつくことがありますが、基本的には快適。ゲームプレイ時には本体が多少熱くなることもありました。

バッテリーは5020mAhの大容量。たくさん写真を撮ったり動画を見たりしてもまだ余裕があるほどのスタミナがあります。ストレージやバッテリーの状況をチェックして、端末を最適化できる機能もあります。

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余分なファイルをきれいにできる「クリーナー」や、ワンタップで端末全体を最適化する機能が便利

生体認証は指紋と顔に対応。電源ボタンが指紋センサーを兼ねています。顔認証はマスクを着けていても認証されることが多く、暗い場所でもすばやく認証できるなど、安全面では少し不安もありますが、サッとロック解除できるのは便利です。

防水・防塵性能はIP53相当。NFC機能はサポートしていますが、おサイフケータイには対応していません。

【まとめ】価格を忘れる高性能 多彩なカメラ機能&エンタメ性能が魅力

Redmi Note 10 Proの魅力はやはりカメラ。鮮明な仕上がりはもちろん、「スーパーマクロ」「クローン」「デュアルビデオ」など、とにかく撮影機能が多彩。ほかのスマホでは撮れない写真がかんたんに撮影できます。また、ディスプレーの表示の滑らかさと、タッチへの反応速度も強み。エントリー~ミドルレンジではスペックが抑えられがちですが、Redmi Note 10 Proなら見るにも遊ぶにもじゅうぶんな実力を備えています。これらの動作を支える5020mAhの大容量バッテリーもうれしいポイントです。

残念な点があるとすれば、おサイフケータイに対応しないこと。しかし、3万円台でハイエンドにも迫る実力を持つRedmi Note 10 Pro。検討する価値アリです。

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シャオミ

友納一樹 編集●ASCII

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