高齢社会白書が閣議決定 「親しい友人なし」3割超

高齢社会白書が閣議決定 「親しい友人なし」3割超

  • テレ朝news
  • 更新日:2021/06/12
No image

動画を見る(元記事へ)

『高齢社会白書』が11日、閣議決定され、家族以外の親しい友人が「いない」高齢者が、3割を超えていることがわかりました。

白書では、去年12月~今年1月にかけて、60歳以上の1300人余りに意識調査を行い、アメリカ、ドイツ、スウェーデンと比較しています。親しい友人が「いない」と回答した人のほか「相談したりされたりする」「病気のときに助け合う」と答えた人も4カ国の中で最も低い割合でした。

また、「収入の伴う仕事をしたい」と回答した人は、アメリカなどが30%未満だったのに対し、日本は40.2%でした。

(Q.家族以外の親しい友人がいない高齢者が、3割を超えていることが分かりました。この数字をどう見ますか?)
東京工業大学・西田亮介准教授:「友人が少ない高齢者が多い印象です。同時にどきっとしました。僕もそういえば友達が少ないなと。しかも、年齢が上がるにつれて、友人が減ってきているんじゃないかと。このまま年が上がるとどうなってしまうのかと思いました。日本の場合、高齢者が困窮しているんじゃないかということが知られています。例えば、生活保護世帯を見てみると、約半数が高齢者だと知られています。今回の白書の結果からは、それだけではなく、孤立もしていることが明らかになってきたということです。孤立をするということが、困窮を生んでいるのか、それとも困窮するから孤立するのか、その因果関係はよく分かっていないとされていますが、きちんと対策をやっていかないといけないと思います。世界的に見ても、イギリスなどでは90年代から対策が始まって、日本はこの分野で遅れています。孤独の対策をしようということで、新しく政府も本腰を入れていくということですから、期待したいです。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加