
招待した全日本・諏訪間専務がいないことに激怒する拳王(左)
ノア19日の横浜武道館大会で「金剛」を率いる拳王(38)が来場を呼びかけながら、姿を見せなかった全日本プロレスの諏訪間幸平専務に怒りの様子を見せた。
21日の全日本・大田区総合体育館大会で世界タッグ王座に挑戦する拳王は、諏訪間専務から「世界タッグに挑戦する拳王くんは素晴らしい選択だ」などと賛辞を贈られ、この言葉を受け取るとともに「席は取ってます。ご招待します。ご来場、お待ちしております」と自身が征矢学と組んでマサ北宮、稲葉大樹組のGHCタッグ王座に挑戦する19日の横浜大会への来場を呼びかけていた。
実際、会場には「諏訪間幸平専務」と書かれた席が最前列に用意されたが肝心の本人の姿はなし。入場時、そこに諏訪間専務の姿がないことを確認した拳王は「なんでいねえんだ!」と手を広げてブチ切れた。
肝心の試合は序盤から好連係でリードしたが、王者チームの粘りを崩すことができず、征矢が北宮のダイビングセントーンに沈んだ。これにより、かねて宣言していたGHCタッグと世界タッグの統一は実現しないことになったが…。全日本と金剛の抗争は今後、どんな方向に向かうのか――。
東スポWEB