長野県と岐阜県にまたがる御嶽山の火山活動が低下しているとして、気象庁は噴火警戒レベルを現在の「2」から「1」に引き下げました。
御嶽山は火山性地震の増加などを受け、2月に噴火警戒レベルが「火口周辺規制」の「2」に引き上げられましたが、その後、火山性地震は減少し、6月上旬の調査では噴煙や火山ガスの状況に特段の変化はありませんでした。
気象庁は火口から概ね1キロの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったとして、23日午後2時、噴火警戒レベルを「活火山であることに留意」の「1」に引き下げました。
御嶽山のレベルが1になるのは4か月ぶりです。