
シートベルト着用徹底を 死亡事故のほとんどで未着用 県が緊急対策会議
県内で交通死亡事故が相次いでいる。県警によると、車内で事故に遭って亡くなった人のほとんどがシートベルトを着用しておらず、県と県警はシートベルトの着用を徹底するよう呼び掛けている。(9月19日)
交通死亡事故多発警報の発令中にも連日、県内で死亡事故が起きたことを受けて、19日は緊急で対策会議が開かれた。
県警によると、今年の交通事故の死者は14人で、このうち車内で事故に遭って亡くなった9人のうち、8人がシートベルトを着用していなかったという。
県警本部の黒田裕二交通部長は「(シートベルトを)していれば、命が助かっていたのではないかという事故もある。全ての席でのシートベルト着用をしっかり訴えていきたい」と述べた。
県警は後部座席を含めたシートベルトの着用や横断歩道での歩行者優先について、重点的に指導と取り締まりを行うことにしている。