亀梨和也『妖怪人間ベム』『野ブタ。をプロデュース』ほか土曜ドラマに史上最多出演

亀梨和也『妖怪人間ベム』『野ブタ。をプロデュース』ほか土曜ドラマに史上最多出演

  • 日刊大衆
  • 更新日:2021/04/07
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亀梨和也

【U25】ジャニーズと共演した女性アイドル列伝

第13回 亀梨和也(KAT-TUN) コロナ禍で再評価の現象も。土曜の夜が誰よりも馴染む男

この連載は、たのきんトリオからSixTONES、Snow Manまで、歴代のジャニーズ事務所所属者(または元所属者)が映画やテレビドラマで共演した女性アイドルの傾向や歴史的意味合いなどを分析していくものである。つまり、男性アイドルを語りつつ、“その共演者”という視点で女性アイドルの歴史も併せて紐解く内容だ。

なお、女性アイドルの定義はアバウトなものとするが、データの膨大化を避けるために年齢制限を設け、対象作品を原則的に男性アイドルが25歳までに出演した映画、テレビドラマに限定する。

今回取り上げるのは、『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)に出演中のKAT-TUNの亀梨和也と、その2012年2月までの作品で共演歴のある女性アイドルについてである。

▶亀梨和也(1986年2月23日生まれ)と同学年の女性アイドル:吉澤ひとみ(元モーニング娘。)、中川翔子酒井彩名相武紗季加藤ローサ加藤夏希蒼井優上戸彩(元Z-1)、後藤真希(元モーニング娘。)、満島ひかり(元Folder5)、宮崎あおい市川由衣篠田麻里子(元AKB48

堀北真希がヒロインの『野ブタ。をプロデュース』で人気沸騰

13歳の頃に『3年B組金八先生』 第5シリーズ(1999年/TBS系)に出演実績のある亀梨和也の出世作といえるのは、赤西仁(当時:KAT-TUN)とともに出演した『ごくせん』第2シリーズ(2005年/日本テレビ系)だ。

最終回には32.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)の高視聴率を獲得したこの番組により、亀梨と赤西の知名度は大きくアップした。ただし、『ごくせん』は男子校の物語で、同年代の女性アイドルは登場しない。

亀梨が同年代の女性アイドルと対等の立場で共演した最初の作品は、2005年2月、19歳のときに主演した『金田一少年の事件簿 吸血鬼伝説殺人事件』(日本テレビ系)だろう。

堂本剛(KinKi Kids)、松本潤)から金田一一役を継承したこの作品で、亀梨の相手役を演じたのは、前年に映画『スウィングガールズ』に主演し注目を集めていた時期の上野樹里である。ただし、亀梨版金田一は単発ドラマ1本で終わっており、上野とのコンビは続かなかった。

2020年のコロナ禍において、まさかのプライムタイムでの地上波再放送が実現し、再評価の対象となった『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)は、2005年の「土曜ドラマ」枠作品だ。このドラマに、原作小説とは性別を変更した「野ブタ」役で登場したのが堀北真希だ。

山本耕史との結婚を経て2017年に引退してしまった彼女は、数多くのドラマ、映画に主演した2000年代を代表するアイドル女優で、ジャニーズ勢との共演歴も実に豊富だった。

山下智久との期間限定ユニット「修二と彰」で『野ブタ。~』の番組主題歌『青春アミーゴ』を大ヒットさせた亀梨は、20歳を迎えた2006年3月にKAT-TUNとして『Real Face』でCDデビュー。こちらも大ヒットとなった。

一方、グループ活動を離れた俳優業も順調で、月9作品『サプリ』(2006年/フジテレビ系)での8歳年上の伊東美咲との共演を経て、またまた「土曜ドラマ」枠の『たったひとつの恋』(2006年/日本テレビ系)に主演する。

オーソドックスのラブストーリーである『たった~』では鉄工所で働く青年を演じ、社長令嬢役の綾瀬はるかと共演した。当時の綾瀬は前年にドラマ版の『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)でヒロインを演じ、注目度急上昇の頃だった。

■「土曜ドラマ」枠での主演は『野ブタ。~』以来計8本と史上最多

その後も亀梨は年に1本のペースにテレビドラマに主演していく。そのヒロインは下記の通りだ。

『1ポンドの福音』(2008年/日本テレビ系)=黒木メイサ
『神の雫』(2009年/日本テレビ系)=仲里依紗
『ヤマトナデシコ七変化』(2010年/TBS系)=大政絢
『妖怪人間ベム』(2011年/日本テレビ系)=

のちに赤西仁と結婚することになる黒木メイサは以後、映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010年)で森雪、同じく『ルパン三世』(2014年)で峰不二子を演じるという特異なキャリアを積んだ。

仲里依紗はクセの強い役を演じることが多い女優に成長したが、当時は映画『時をかける少女』(2010年)でヒロイン(清純な女子高生)を演じる前のことである。「ベラ」がハマり役だった杏は、その後、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013年)に主演して知名度をさらにアップさせた。

『1ポンドの福音』、『妖怪人間ベム』は、『野ブタ。をプロデュース』、『たったひとつの恋』同様に「土曜ドラマ」(2017年4月より22時スタートに移動)の作品だ。

同枠は亀梨にとってホームグラウンドともいえ、その後も、『東京バンドワゴン~下町大家族物語』(2013年/日本テレビ系)、『怪盗 山猫』(2016年/日本テレビ系)、『ボク、運命の人です。』(2017年/日本テレビ系)、そして35歳になった2021年放送の『レッドアイズ 監視捜査班/日本テレビ系』と計8作品に主演している。

もちろん、これは史上最多のレコードだ。亀梨は、21世紀の日本で土曜の夜がもっとも馴染む俳優なのかもしれない。

(文/ミゾロギ・ダイスケ)

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