北陸新幹線が運ぶ真っ赤な“乗客”「ふくい甘えび」 福井県とJR連携、鮮度保ったまま首都圏へ

北陸新幹線が運ぶ真っ赤な“乗客”「ふくい甘えび」 福井県とJR連携、鮮度保ったまま首都圏へ

  • 福井新聞ONLINE
  • 更新日:2022/05/14
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三国漁港に水揚げされる新鮮な甘エビ=2021年9月、福井県坂井市三国町

福井県はJR東日本、JR西日本グループと連携し、北陸新幹線で「ふくい甘えび」を輸送する支援事業を5月14日から始める。トラック輸送に比べて短時間で鮮度を保ったまま首都圏の飲食店に届けることが可能で、県産食材の認知度向上、販路拡大が期待される。

北陸新幹線を活用した首都圏への鮮魚などの輸送は、2021年5月からJR両グループが本格的に取り組んでいる。従来、三国港(坂井市)で水揚げされた甘エビをトラック輸送した場合、漁獲日の翌々日に首都圏に到着するが、北陸新幹線を利用すると翌日に届くという。

⇒2021年のふくい甘えび落札価格いくら?

第1便は、13日夕方に水揚げされて大丸水産(坂井市)が仕入れた「ふくい甘えび」20~30箱(1箱3キロ)を、14日午前8時49分金沢発の「かがやき」内の乗務員準備室に載せ、同11時20分に東京駅に到着予定。その後、トラックで銀座寿司(すし)幸本店や居酒屋の「渋谷横丁」「有楽町産直横丁」など約30店舗に配送される。28日には第2便が予定されており、甘エビの漁獲量が増える9~10月に集中的に輸送するという。

県は21年5月から、県産甘エビのうち▽中サイズ(12グラム)以上▽漁獲から競りまで24時間以内―などの条件を満たしたものを「ふくい甘えび」としてブランド化し、売り出している。本年度当初予算に販路拡大事業として約1千万円を計上。北陸新幹線を活用して出荷する水産事業者の輸送費を支援する制度を設けた。

県は24年春の北陸新幹線敦賀延伸後、嶺南を中心とした県産魚介類を同じように新幹線で首都圏に輸送し、販路拡大につなげていきたい考えだ。

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