「35歳は転職の限界」説は本当? キャリアコンサルが明かす、転職市場の本音

「35歳は転職の限界」説は本当? キャリアコンサルが明かす、転職市場の本音

  • Schoo PENCIL
  • 更新日:2020/10/17
No image

「35歳、転職限界説」は本当か? これからのキャリア戦略で必要なこと

No image

最初に末永先生から、今後のキャリア戦略について考えるきっかけとなるお話をしていただきました。現在、「市場価値」を意識しない働き方をしてしまっていたがために、転職時に大幅に年収が下がってしまう、転職したいのに転職できずにいるといった方が増えているそう。

「居心地のいい会社だけど、このまま年齢とともに市場価値が下がるのではないか? という視点は持っておいてもいい」と末永先生。例えば、転職エージェントに複数登録して、自分が当てはまる仕事があるか等、市場価値を目の当たりにして危機感を持つこともひとつのキャリア戦略だと言います。

求人数より大切なのは年齢!「年齢制限」という現実

No image

皆さんは、転職エージェントを選ぶとき、何を基準にしていますか? 色々な基準がありますが、求人数が多い会社なら転職しやすそうと思いますよね。

しかし末永先生は「求人数はあんまり関係ないですよ」とバッサリ。「ほとんどの求人は5万件もあろうと、ほぼ自分は対象外ということが起こりうる。中途採用の場合、経験とスキルで自分が求人の対象になるか決まっている」とのこと。

将来的に転職してこんな仕事をしたい、と目標設定していながらも不況下だからと先延ばしにしていたら、年齢によって希望する仕事の求人の対象外になってしまうということもあり得ます。

No image

年齢でいえば、「35歳は転職の限界」という話を耳にします。しかし末永先生は、「35歳でも転職できる人はできる。年齢が高い人に価値がないという話ではない。ただしそれ相応の経験が求められるし、企業側は自社の社員とのスキルを比べてオファーを出すか決めている」と、業界の本音を明かします。つまり、年齢よりも、市場価値に見合ったキャリアを積んでいるかが大切ということです。

とはいえ、未経験の職種を35歳以上で応募するとなれば、なかなか難しいのも事実。「不況が抜けたあとに」「今の仕事が落ち着いたときに」そう思っていると、転職のタイミングを逃してしまうことも大いにあり得そうです。

会社は「市場価値が上がる」ことを前提に選ぶ

No image

次に考えるテーマは「良い会社」について。社内の雰囲気がいい、残業が少ない、社員が優しい……いろいろと思い浮かびますが、「市場価値を上げる観点で見たときに、“良い会社”は必ず利害関係が一致するわけではないし、逆に損をしてしまう可能性がある。どの会社にいたかより、どの職種に就いていたかが市場価値に繋がる」と末永先生。

今いる会社は居心地がいい、だから3年5年と長くいてしまった……。そうなった時、果たして自分は市場価値があるのか? 考えると少し怖くもあります。いずれ他の職種に挑戦したいと考えている方は、待遇面だけの“良い会社”に居座り続けないように注意が必要です。

No image

実際の放送では、企業マトリクス分析を使った転職先の選び方について触れています。どんな軸で会社を選べばいいか迷っている方、参考にしてみてくださいね。

No image

そのほか授業では、末永先生が「市場価値」に重きを置く理由について話します。キーワードは「自由と柔軟性」。いわゆる“意識高い系”ではない人たちも市場価値について考えざるを得ない時代、古い価値観にとらわれない生き方を一緒に考えてみましょう。

末永先生は書籍『キャリアロジック 誰でも年収1000万円を超えるための28のルール』(実業之日本社)を上梓されたばかり。書籍も合わせて放送を参考にすれば、より明確にキャリア戦略ができるに違いありません!

『キャリアロジック-これからのキャリアについて』

http://schoo.jp/class/7180/room

文=田中ラン

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加