渡辺王将が見た、王将戦挑決リーグ・永瀬―広瀬戦 勝負の一手は広瀬の「異筋の好手」

渡辺王将が見た、王将戦挑決リーグ・永瀬―広瀬戦 勝負の一手は広瀬の「異筋の好手」

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2020/11/22

◇第70期王将戦 挑戦者決定リーグ

No image

渡辺明王将

【解説】一斉対局を渡辺明王将(36)=名人、棋王含め3冠=が解説した。注目したのが、勝てば挑戦権獲得だった永瀬―広瀬戦。広瀬の71手目▲6一金を「異筋の好手」と指摘し、プレーオフの見どころも語った。

広瀬八段が61手目▲5二角成の角捨てから斬り込んでいった。▲6一金(A図)で先手の攻めがつながる形になりました。俗に言う「一段金」。この局面になれば浮かぶ。けれど、数手前から読みを重ねて導いた、異筋の好手でした。

ずっと先手ペースだったようです。後手も作戦失敗して勝機が薄かった。先手が有利を保って押し切りました。ただ、後手の永瀬王座もやりにくさはあったでしょう。負けてもプレーオフという保険がある。あまりそういう状況って現れませんから。

プレーオフのポイントはまず振り駒でしょうか。両者の対戦では先手番の勝率が高い。今夏の叡王戦7番勝負でも対戦した両者。豊島竜王、持将棋、持将棋、永瀬王座の勝利で迎えた第5局から先手番が勝ち続けた。入王、持将棋。また熱戦が見られそうです。(構成・筒崎 嘉一)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加