野村ダムも黄信号...完成40年で初 農業用水の取水制限へ 節水呼びかけ強化【愛媛】

野村ダムも黄信号...完成40年で初 農業用水の取水制限へ 節水呼びかけ強化【愛媛】

  • EBCニュース
  • 更新日:2023/11/21

渇水の足音が聞こえています。西予市の愛媛県西予市の野村ダムは完成から40年で初めて、農業用水の取水制限を22日から始めます。

野村ダムの貯水率は21日午前0時時点で38.6%。平年の同じ時期を39.2ポイント下回っています。またダムの上流エリアで9月から21日までに降った雨の量は142ミリと平年の約3割に留まっていて、貯水率の回復が見込めない状況です。

このため野村ダム渇水調整会議が10年ぶりに21日に開催。このまま雨が降らなければ来年2月上旬には貯水率がゼロになる予想が示され、22日午前9時から農業用水を10%カットする取水制限に踏み切ることを決めました。

家庭用の水道は今回は見送られたものの、野村ダムの水を利用している宇和島市、八幡浜市、西予市、伊方町は住民への節水の呼びかけを強化する方針です。

肱川ダム統合管理事務所によりますと、野村ダムの取水制限は1982年のダムの完成以来初めてということです。

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