陸上・岡山県高校総体第1日(26日、岡山市・シティライトスタジアム)陸上女子のホープ、ドルーリー朱瑛里(しぇり、岡山・津山高1年)が女子1500メートルに出場し、4分22秒86で優勝した。
予選は順位を確認しながら走り、5分10秒92の4着で余力を残して通過。決勝はスタートから2番手につけ、残り300メートルで先頭に立つと後続を一気に突き放し、2位に3秒42差をつけてフィニッシュした。自己ベスト(4分22秒60)に迫る走りで、中国大会(6月16-18日、岡山市)の出場条件である6位以内を難なくクリア。中国大会で6位以内に入れば、全国高校総体(インターハイ=8月2-6日、札幌市)への出場が決まる。
中学生だった今年1月の全国都道府県対抗女子駅伝3区(3キロ)で区間新記録をマーク。17人抜きの快走で注目を集めた。この日は取材に応じず、大会本部を通じて「ラスト300メートルから行こうと決めていました。共に走った選手、応援してくれたチームメイトに感謝しています」と談話を出した。
今大会では800メートルと1600メートルリレーにもエントリーしている。(鈴木和希)