600トンの巨大な門、曳家に成功 山西省太原市

600トンの巨大な門、曳家に成功 山西省太原市

  • 新華社通信
  • 更新日:2022/09/23
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600トンの巨大な門、曳家に成功 山西省太原市

曳家工事で移動した迎沢公園北大門の牌楼。(小型無人機から、資料写真、太原=新華社配信)

【新華社太原9月23日】中国山西省太原市でこのほど、重さ600トンに及ぶ巨大な門の曳家(ひきや)工事が無事行われた。市内にある迎沢公園北大門の牌楼(はいろう、または牌坊、中国の伝統的建築様式の門)の曳家工事で、51時間10分かけて、れんがや瓦を1枚も剥がすことなく、24メートルの水平移動を終えた。擬古建築(伝統建築を模した建築物)の曳家工事が同市で行われたのは初めてで、同省で初めてローラーによる曳家技術を採用し、建物全体を水平移動した。華北地区の軌道交通建設による用地占有問題を解決するために曳家技術を採用した先駆け的な取り組みとなった。

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牌楼の曳家工事に向けて準備する作業員。(資料写真、太原=新華社配信)

北大門は2010年4月に完成。牌楼は高さ約13メートル、幅約6.8メートル、長さ約26メートルとなっている。2019年に始まった太原軌道交通1号線の工事で、この門が大南門駅から柳巷南口駅までの開削区間の真上にあるため、門の保存と工事への影響回避を考え、関係者らが科学的知見に基づき検討を重ねた結果、最終的に曳家工事を行うことが決まった。

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曳家工事を終えた迎沢公園北大門の牌楼。(資料写真、太原=新華社配信)

プロジェクトは、太原軌道交通集団が計画し、中国鉄道建設大手、中国鉄建傘下の中鉄十一局集団が工事を請け負った。国内の先進的なローラーによる曳家技術を採用し、牌楼の六つの軸の下にレールを敷き、ジャッキで押し上げ、「ローラースケート靴」を履かせたような状態にしてけん引。8月28日に所定の位置に移動させることに成功した。(記者/王学濤)

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迎沢公園北大門の牌楼の前で、曳家工事の成功を祝う作業員。(8月28日撮影、太原=新華社配信)

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牌楼の曳家工事の前に行われたレール基礎部のコンクリート打設。(7月31日撮影、太原=新華社配信)

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移動する前の迎沢公園北大門の牌楼。(資料写真、太原=新華社配信)

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迎沢公園北大門の牌楼の曳家工事で、ジャッキで押す作業員。(資料写真、太原=新華社配信)

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