北海学園大・成田が逆転V打 30年ぶり全日本出場へ「僕らが引っ張る」

北海学園大・成田が逆転V打 30年ぶり全日本出場へ「僕らが引っ張る」

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/05/02
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北海学園大対東海大北海道 6回北海学園大2死満塁、成田智が走者一掃の左中間二塁打を放つ(撮影・永野高輔)

<札幌6大学野球春季リーグ:北海学園大6-4東海大札幌>◇第1節第1日◇1日◇札幌円山

昨秋リーグ戦2位の北海学園大が東海大札幌に6-4で競り勝ち、昨秋に続き2季連続で白星発進した。1点を追う6回2死満塁から、8番成田智貴二塁手(4年=東海大札幌)の走者一掃の適時二塁打で逆転勝ち。近年、2部落ちの屈辱を味わった古豪が、09年秋以来のリーグ制覇と、91年以来の全日本大学選手権出場を狙う。

北海学園大が、難敵から貴重な開幕白星をつかんだ。東海大北海道には18年秋以来の勝利。昨秋まで続いていた連敗を6で止めた。18年春、19年秋王者から白星を挙げ、島崎監督は「力のある相手に勝つことで、選手たちは自信になる」と強い口調で話した。

勝負どころで最上級生が貴重な一打を放った。1-2の6回2死満塁、成田智が走者一掃となる逆転の左中間二塁打。東海大札幌では2年秋を最後に、3年時は1度もベンチに入れなかった。東海大北海道には、当時主将の浦田純平(4年)ら3人の元チームメートが在籍。「高校時代、試合に出ていた仲間に負けたくなかった」と、この日は2安打3打点と気を吐いた。

創部71年目の伝統校だが、リーグ制覇は09年秋まで遠ざかる。08年春と11年秋には入れ替え戦で敗れ2部降格も経験したが、昨秋2位で優勝争いに絡み、ようやく再興への兆しが見えてきた。全国出場は91年全日本大学選手権が最後。当時現役のOBで、昨春に就任した島崎圭介監督(49)は「30年ぐらい全国に出られていないし、もう強豪とは言えない。OBも期待してくれているし、何とかしたい」と優勝を見据えた。

今春は新入部員が60人近く加入。この日の先発は久保田廉太朗捕手(1年=札幌国際情報)らバッテリー含む5人が1、2年生と、若い戦力も最大限に生かし初戦を飾った。島崎監督は「上級生への刺激になれば」。4年生の成田智は「下級生が多いチーム。経験のある僕らが引っ張っていかないと」。全学年の力を結集し、進撃する。【永野高輔】

◆北海学園大野球部 1951年(昭26)に創部。54年から大会に参加。現在の札幌学生連盟と北海道学生連盟に分離前の北海道地区連盟が76年秋に始めたリーグに発足時から参加、優勝は8度。分離で90年秋からスタートの札幌6大学リーグ(札幌学生連盟)は、8度のリーグ制覇。全日本大学選手権出場は91年を最後に19度出場。最高成績は58、60年のベスト4。秋の明治神宮大会は2度出場。OBに西武川越誠司外野手。

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