
21日、北海道千歳市にある陸上自衛隊第7師団は、威圧的な指導で部下に精神的な苦痛を与えたなどとして、35歳の幹部自衛官を停職2日の懲戒処分としました。
懲戒処分を受けたのは、第73戦車連隊に所属する、35歳の男性の幹部自衛官です。
第7師団司令部によりますと、この幹部自衛官は、3月から7月にかけて、事務室などで複数の部下に対して、威圧的な言動で指導をくり返しました。
7月に、部下から「精神的な苦痛を受けた」「職場環境が悪化した」などと相談があり、調査を行ったところ、幹部自衛官の言動にパワハラが認められたため、21日、停職2日の懲戒処分としました。
第7師団司令部は、威圧的な言動の内容や、被害を訴えた部下の数や性別などは、個人の特定やプライバシーにかかわるとして、明らかにしていません。
HBC北海道放送