
「春先の不調に関する実態調査」を実施 <画像をもっとみる>
寒暖差や生活環境の変化が起きやすい春。そんな春先は、心身の疲れやダルさ、気分の落ち込みを感じる“春ダル”になりやすい傾向があると言われている。そこで今回は、森永乳業が実施した「春先の不調に関する実態調査」の結果を紹介していきたい。
■精神面からくる不調の“春ダル”
今回森永乳業が行った「春先の不調に関する実態調査」は、2月17日(金)~2月20日(月)の期間、16歳から65歳までの男女1000人を対象に、春先の不調についてアンケートしたもの。
“春ダル”とは、春先に感じる心身の疲れやダルさ、気分の落ち込みなどを指す言葉。それを踏まえ「あなたは季節の変わり目となる春先に心身の疲れやダルさを感じたり、気分が落ち込んだりしたことはありますか」と質問したところ、「ある」と答えた人が25.4%、「どちらかといえばある」と答えた人が35.0%で、計60.4%の人が“春ダル”の状態だと明らかになった。
また、「1年で心身の疲れやダルさを感じたり、気分が落ち込んだりしやすい時期」について聞くと、徐々に暖かくなり寒暖差が激しくなる3月と4月が最も多い結果に。そして、“春ダル”を感じている人を詳しく見ていくと、男女別では男性が54.0%、女性が66.8%と、女性が男性を12.8pt上回ることがわかった。
さらに、“春ダル”を感じる人の具体的な不調の内容について質問すると、「心身の疲れやだるさ」が60.6%で最も多く、「やる気が出ない、気力がない」が56.1%で続いた。ほか、「何となく不調」と特定できない症状が31.8%あることも特徴的だ。
■“春ダル”の対策をしない人が半数
次に「春先に心身の疲れやダルさを感じたり、気分が落ち込んだ時、何か対策をしますか」と尋ねたところ、「特に対策をしない」と答えた人が23.5%、「ほとんど対策をしない」と答えた人が29.1%で、計52.6%の人が対策をしていないことがわかる。
なお、対策をしている人が行っていることは、「睡眠を十分にとる」が73.4%で最も多く、「運動をする」44.1%、「健康的な食事に気を付ける」41.3%が続く結果となった。
また、“春ダル”を感じていない人は大腸が健康な状態の人が多いことも明らかに。アンケート結果を見てみると、「大腸に不調が『ある』」人では83.9%、「大腸に不調が『ない』」人では38.4%と、大腸が健康だと“春ダル”率が下がる傾向となった。
さらに、「現在、あなたはどの程度幸せですか」と聞き、「幸せ」または「どちらかといえば幸せ」と答えた人の割合を大腸の健康状態で比較したところ、大腸に不調がある人は56.0%だったのに対し、不調がない人は67.9%と11.9ptも高い結果に。大腸の健康が“春ダル”の対策になり、幸福度につながる可能性が示された。
これらの結果を踏まえ、小林メディカルクリニック東京院長・小林暁子先生は、春先は気温の寒暖差や環境の変化によりストレスを感じやすく、特に自律神経が乱れやすい時期であるとし、「腸内環境の改善においては、特に『大腸』を意識しましょう」とコメント。「普段からビフィズス菌が入ったヨーグルトを取り入れていただくことが実践しやすくおすすめです」と提案した。
【「春先の不調に関する実態調査」概要】
調査期間:2月17日(金)~2月20日(月)
調査対象:16歳~65歳の男女1000人
調査方法:インターネット調査
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