瀬戸大也、東出昌大...イクメンが「危険な不倫」に陥る理由

瀬戸大也、東出昌大...イクメンが「危険な不倫」に陥る理由

  • 現代ビジネス
  • 更新日:2020/10/17
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「イクメンアスリート」不倫の衝撃

競泳の瀬戸大也選手の不倫が報じられました。

報道によると、瀬戸選手は子どもを保育園に迎えに行く前に、女性とホテルに滞在したそうです。その他にも、SNSで女性を誘っていたなど、複数の不倫があったと見られています。

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〔PHOTO〕gettyimages

瀬戸選手といえば、競泳の東京五輪代表に内定しているだけでなく、プライベートでは2017年に元水泳飛込日本代表の妻と結婚。2児の父で、育児に積極的に参加するいわゆる「イクメン」として知られ、五輪関係の推進事業に参加したりCMにも出演したりしていました。

報道を受けて、瀬戸選手や所属事務所は事実関係を認めて謝罪をした上で、東京五輪競泳日本代表の主将を辞退しました。また、所属先のANAは瀬戸選手との契約を解除して、日本水泳連盟は年内の活動停止処分を下すなど、選手生命にも大きな影響が出ています。

爽やかなイメージで知られていた瀬戸選手の不倫報道に、驚きの声が広がりました。特に、夫婦でCMに出演したり、イクメンであることを自ら発信したりしていただけに、まさか不倫をするなんてと受け止めている人が多いようです。

今年不倫が話題になった俳優の東出昌大さんも、イクメンとして知られていました。

子どもを大事にしているはずのイクメンがなぜ不倫をしてしまうのでしょうか。男女問題に詳しい弁護士の堀井亜生が解説します。

なぜイクメンが不倫をするのか

実際に筆者が受けている夫に不倫された妻の相談の中には、夫が瀬戸選手のようなイクメンだというケースも多いです。

そのようなケースで妻が共通して口にするのは、「父親としての自覚を持たせたかった」という言葉です。つまり、夫はもともと子煩悩なわけではなく、妻の意向でイクメンになったことが伺われます。

さらに夫婦の結婚の経緯などを聞いていくと、夫はもてていて、妻は結婚前に浮気をされたことがあり、複数の女性から選ばれて結婚したことが多いです。

そんな夫でも、子どもができておむつを替えていれば、保育園に送り迎えをしていれば、父親としての自覚ができて不倫をしなくなると期待していた部分があり、けれどやっぱり不倫をされてしまったというのです。

「イクメンにして不倫防止」は、なぜうまくいかないのでしょうか。

夫をイクメンにすれば不倫をしなくなると妻が考えるのは、「育児に参加させれば子どもがかわいくなって不倫をしなくなるはず」と思うからです。

実際に私が見た「イクメン化」の手段には、上に挙げた例のほかに、夫に出産に立ち会ってもらう、パパ友ママ友のグループに参加させる、インスタに子育て写真を投稿するなど、様々なものがあります。

不倫の発端は夫婦の問題

しかし、このようにしてイクメンにさせられた夫が子どもをかわいいと思うようになることと実際に不倫をするかどうかには、実はあまり関係がありません。

不倫をするかどうか、不倫をしそうになった時に踏みとどまることができるかどうかは、子どもではなく妻との関係によるものです。

実際に、筆者が不倫をした夫に動機を聞いて、「子どもがかわいくないから」という答えが返ってきたことはありません。

どちらかというと、「子どもは大事だが妻と長い間夫婦関係がなかったから」とか「仕事がつらいのにねぎらってくれなかった」など、夫婦の関係が発端になった人が多いです。

つまり、子どもに愛情を感じているからといって妻に不満を抱かないとは言えないし、それが不倫をしない理由になるとは限らないのです。

子どもへの愛情と不倫は別問題

相手の浮気を心配しながらも結婚に踏み切らざるを得ない女性は少なくありません。
結婚したら変わってくれる、子どもが生まれれば変わってくれる、家を買ったら変わってくれる……。

そんな風に、何か外からのきっかけで夫が変わってくれることを期待しがちです。
しかし、不倫をするかしないかはその人のモラルや考え方の問題でもあるので、ライフイベントをきっかけに変わることはなかなかありません。

不倫をしないように夫を外から矯正しようとしても、夫もそれを敏感に感じ取って、さらに夫婦の信頼関係がこじれてしまうことが多いのです。

今回の不倫報道を見ても、瀬戸選手は結婚前から女性にもてていたタイプのようです。そこで妻は不倫に走らないようにという気持ちもあって、練習以外の時間はできるだけ育児に協力して父親としての自覚を持ってもらおうとしていたのかもしれません。

瀬戸選手は、相手女性との密会の後、時間通りに保育園にお迎えに行っていたということです。イクメンという奥さんに求められた役割を果たしながら、自分の使える時間の中で不倫をしていたのでしょう。これはまさに、子どもへの愛情と不倫をするしないが別問題であることを示していると思います。

夫の不倫を防ぐには

では、どうしたらいいのでしょうか。

これまでに書いた通り、不倫の防止のために育児に積極的に関わらせるのは、必ずしも効果的とは言えません。むしろ夫が束縛されていると感じてしまうなど、逆効果になることもあります。

彼が変わることを期待して外からきっかけを用意するのではなく、夫に対して疑心暗鬼になってしまうのはなぜなのか、夫と一緒に生きていくにはどうしたらいいのか、自分自身の気持ちとしっかり向き合って、夫婦関係についてよく考えてみるようにしましょう。

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