
元乃木坂46で女優の深川麻衣(29)が13日、都内で行われた映画「おもいで写眞」(熊澤尚人監督)の完成報告会見に出席した。
富山県を舞台にしたオリジナル脚本で描く物語。東京で夢に破れた女性(深川)が祖母の死をきっかけに帰郷。お年寄りと触れあい、思い出の場所で100人の遺影写真の撮影を目指す。
緊急事態宣言下でこの日、予定していた一般客を招いての上映会を中止し、登壇予定だった女優・吉行和子(85)も欠席。報道陣のみの客席を前に、共演者の俳優・高良健吾(33)、女優・香里奈(36)、熊澤監督とともに登場した。
主演の深川は、同じ事務所の先輩でもある高良と香里奈に挟まれ「(主演の)プレッシャーはありましたが、先輩でもあり、お兄ちゃんお姉ちゃんみたいな感じで、こうやって挟まれていると安心感があります」と和やかにあいさつした。香里奈は「年齢的には妹みたいなものなんですけど、すごくしっかりしているので、頼りにしています」と称賛。高良も同調し、「撮影現場では僕がずっと一番近くで見ていたのでよくわかります」と後輩を盛り立てた。
映画に合わせて、それぞれの“おもいで写真”を持参し、披露する企画も。深川は、2〜3歳の頃、大好きだった地元の秋祭りで母親が撮影してくれたというハッピ姿の1枚を披露。香里奈が「今のまいまい(深川の愛称)っぽくない。前髪パッツンだし」とコメントすると、深川は「家族に髪を切ってもらってたんで、いつも前髪パッツンでした。恥ずかしくて汗かいてきちゃった」と照れ笑いした。
同模様は映画の公式YouTubeチャンネルとTikTokで生配信された。29日公開。