日立、仏・独の資産売却をEUに提案 仏タレスの事業買収で

日立、仏・独の資産売却をEUに提案 仏タレスの事業買収で

  • ロイター
  • 更新日:2023/09/19

Foo Yun Chee

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9月19日、日立製作所は、フランス電子機器大手タレスの鉄道信号事業の買収計画(買収額17億ユーロ)を巡る欧州連合(EU)競争当局の懸念に対応するため、先週欧州委員会にフランスとドイツの資産売却を提案した。写真は日立のロゴ。チューリッヒで2020年9月撮影(2023年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[ブリュッセル 18日 ロイター] - 日立製作所は、フランス電子機器大手タレスの鉄道信号事業の買収計画(買収額17億ユーロ)を巡る欧州連合(EU)競争当局の懸念に対応するため、先週欧州委員会にフランスとドイツの資産売却を提案した。日立の広報担当者が18日、ロイターの先週の報道内容を認める形で明らかにした。

欧州委は日立の取引先や競合会社に意見を求め、この提案を受け入れるか、より厳しい要求を出すか決定するとみられる。EU当局は決定期限を11月6日に設定した。

関係者がロイターに語ったところによると、EUに対する提案は、日立が英国の競争当局に提示した案と内容と似ている。英国への提案には、子会社日立レールの英仏独の主な信号事業の売却が含まれている。

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