
新王者に輝いた石川修司(左)と佐藤耕平
全日本プロレス14日の札幌大会で行われた世界タッグ選手権は、挑戦者組の「ツインタワーズ」こと石川修司(46)、佐藤耕平(44)組が諏訪魔(45)、芦野祥太郎(32)の「暴走スープレックス」を撃破し第90代王者に輝いた。
昨年10月大田区大会で王者組に敗れているツインタワーズは、諏訪魔を孤立させて攻め立てた。耕平のファルコンアローのアシストを受けた石川は、カミゴェ、ランニングニー、ファイヤーサンダーと怒とうの猛攻。最後はジャイアントスラムで3カウントを奪った。
過去2度の同王座挑戦ははね返されたが、3度目の正直でついに初戴冠。石川は「ツインタワーズというのは、僕の中でも強さの象徴のタッグチームだと思っているので。それが2回ベルトを取れなかった。次に取れなかったら存在意義がなくなると思ったんで」と不退転の決意で臨んでいたことを明かした。
一方で戦前から関係悪化が危ぶまれていた王者組は、4度目の防衛に失敗した。それでも芦野は「まだまだやりますよ、暴走スープレックスを」と強調し、リベンジを熱望していた。
東スポWeb