古民家でバー&アメリカ肉料理 バーテンダー夫婦が開業 「ミスマッチ面白いと」

古民家でバー&アメリカ肉料理 バーテンダー夫婦が開業 「ミスマッチ面白いと」

  • 丹波新聞
  • 更新日:2021/11/25
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「條鐵庵(じょうてつあん) Fine Food&Bar」をオープンした今西さん夫妻=兵庫県丹波篠山市河原町で

兵庫県丹波篠山市の国重要伝統的建造物群保存地区・河原町妻入商家群の一角に、カクテルやウイスキーなどを楽しむことができ、アメリカ伝統の肉料理を味わえるバー「條鐵庵(じょうてつあん) Fine Food&Bar」がオープンした。築約100年の木造古民家を改装。バーテンダー歴約20年の今西泰之さん(40)と、アメリカの料理店で修業した敬子さん夫婦が営む。2人は「地域に根ざしたお店にできれば」と意気込んでいる。

2人はもともと神戸の一流ホテルでバーテンダーとして働いていた。27歳で結婚し、30歳のときに三宮でバーを開業。その後、バーテンダーとしてより高みを目指したい泰之さんと、かねてからアメリカで働くことに憧れていた敬子さんの思いが合致し、2年前に渡米した。

2人はサンフランシスコの和風料理店で働きながら、アメリカの食と酒の文化に直に触れていたが、コロナ禍で収入が激減。生活が徐々に苦しくなり、日本で開業することを思案し始めた。候補地として、泰之さんの両親が暮らす丹波篠山が思い浮かんだ。

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提供しているアメリカ肉料理

ネットで物件を探すうち、古民家の再生・活用事業に取り組んでいる株式会社「NOTE」が管理する河原町の古民家に巡り合った。「昔ながらの町並みと、アメリカスタイルのバーというミスマッチが面白いと思った」(泰之さん)。今年6月に帰国し、古民家を店舗に改装した。

泰之さんは「これまでの経験を地元の人たちに還元し、長く続く店にしていきたい」とほほ笑んでいる。

酒類は、利き酒師の資格も持つ泰之さんが提供。旬の果物を使う「本日のフルーツカクテル」、ニューヨークで流行したコーヒー風味のカクテル「エスプレッソマティーニ」のほか、厳選したウイスキーやビール、ワインなどを取り揃えている。

料理は敬子さんが担当。豚肉を20種類以上のスパイスに漬け込んだスペアリブ、ローストした豚肉を細かくほぐした家庭料理「プルドポーク」、ニンニクを擦り込んで焼き、バターとレモンでシンプルに味わう「US牛Tボーンステーキ」などを提供。パン生地を揚げた菓子「ベニエ」や、キャラメルのような風味が特徴の「チコリコーヒー」などのカフェメニューもある。

食器は、泰之さんの祖父、清水美和雄さん(直次窯)が手掛けた丹波焼の器を使用。叔母の清水まり子さんが制作したステンドグラスの作品を飾り、落ち着いた大人の空間を演出している。

同店のインスタグラムで情報を発信している。

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