
福島テレビ
<公共交通機関への影響>
終日運転を見合わせたのは、山形新幹線の福島から新庄間、磐越西線の磐梯熱海から会津若松間、只見線の会津坂下から大白川間。
また、吹雪により磐越自動車は磐梯熱海ICから会津若松ICの区間が約3時間にわたり通行止めになった。
浜通りを除くエリアでは、今後も雪が降ると予報されていて、引き続き交通情報に注意が必要だ。(交通情報・1月25日午後6:00時点)
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最近は計画運休などが浸透してきたが、利用者の安全を守るためにも早めの情報提供がカギになってきそうだ。
<防災のプロ 東京大学客員教授・防災マイスターの松尾一郎さんの解説>
豪雪災害を振り返ってみると、市民が除雪作業や雪おろし・転倒などで犠牲になるケースがある。交通や道路網の注意喚起は道路管理者しかできない。ところが道路管理者というのは、一般市民の生活の中での注意喚起をいうのは無理なんです。そこまで言える立場じゃないから。
そうすると、大雪というのは豪雪災害。県民への注意喚起は、知事がやるべきだと私は思います。
福井県では、福井県知事が対策会議の中で報道を通じて「防災事項」を指示という形で明確に伝えた。これは明確に役割を持って災害対応をした例だし、見習う事例だと思います。