引退後別のスポーツに挑戦したサッカー選手9選。格闘技、アメフト、カーレース...

引退後別のスポーツに挑戦したサッカー選手9選。格闘技、アメフト、カーレース...

  • Football Tribe Japan
  • 更新日:2021/01/12
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写真提供:Gettyimages

サッカー選手にとって引退のタイミングを判断するのはとても難しいことだと思われる。年齢によって自分のパフォーマンスが少しずつ落ちていることを感じつつ、子供の時から夢見て到達した世界から離れることはなかなかできるものではない。

サッカー界からの引退を決意をした選手の中には、アドレナリンに染まった日々を再び求め、別のスポーツで新たな冒険に出る者も多い。

ここでは、引退後に別のスポーツに挑戦した9人のサッカー選手を紹介しよう。

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ペトル・チェフ 写真提供:Gettyimages

チェフ:アイスホッケー

かつてチェルシー(2004-2015)やアーセナル(2015-2019)でプレーした元チェコ代表GKペトル・チェフは、2019年1月15日に自身のSNSで引退を発表。同年にイギリスのアイスホッケーリーグ4部に所属するギルドフォード・フェニックスと契約を結んだ。

チェフは同年10月13日にアイスホッケーデビューすると、2つのペナルティを止めるなどし、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選ばれた。

現在はアイスホッケーのキャリアを続けながら、チェルシーのテクニカルアドバイザーも務めているが、チェルシーでは新型コロナウイルスの大流行による予防措置として2020/21シーズンに向けて選手登録もされた。つまり現在同選手はアイスホッケー4部、プレミアリーグの2つのリーグに登録されている。

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パオロ・マルディーニ 写真提供:GettyImages

マルディーニ:テニス

ミランの象徴と呼ばれた元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ(1978年にユースに加入してから引退の2009年までは選手として、現在はテクニカル・ディレクターとして同クラブを支える)は、2017年、49歳にして趣味であったテニスのプロ世界を経験した。

マルディーニは、コーチを務める元プロテニス選手ステファノ・ランドニオ氏とペアを組み、予選を勝ち抜け、プロテニス大会であるアスプリア・テニスカップに出場することとなる。

しかしながら、プロデビューとなった2017年6月27日同大会の第1戦で、テニスの世界がそんなに甘くないことを知る。第1セットと第2セットを1-6で落とし、ストレート負けを味わった。

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ガブリエル・バティストゥータ 写真提供:Gettyimages

バティストゥータ:ポロ

1991年から2000年にかけてフィオレンティーナでプレーし、レジェンドとなった元アルゼンチン代表FWガブリエル・バティストゥータは、2005年に引退し、ポロ(馬に乗って行う団体球技の一種)に興味を持つことになる。

バティストゥータは、2009年3月に母国のアルゼンチンでロロ・ピアナというチームの選手として第4回アルゼンチン・ポロ・ツアーに出場。デビュー戦で2得点を挙げる素晴らしい活躍を見せた。

試合後は「このスポーツはとても難しいが、少しずつ成長し、この一戦より良いパフォーマンスをできるように頑張りたい」とコメント。

彼の上達もあって、ロロ・ピアナは2010年にポロのカップ戦『Stella Artois Cup』で優勝を果たしている。

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ビセンテ・リザラズ 写真提供:Gettyimages

リザラズ:ブラジリアン柔術

かつてボルドー(1988-1996)やバイエルン・ミュンヘン(1997-2004、2005-2006)などでプレーした元フランス代表DFビセンテ・リザラズは、1998年ワールドカップや2000年ユーロで優勝を果たすも、サッカー選手として手に入れたタイトルのみでは満足しなかったようだ。

引退後リザラズはブラジリアン柔術(ブラジルの格闘技)に出会い、本格的にこの競技に夢中になると、2009年にリスボンで行われた大会で欧州王者に輝いた。

ブラジリアン柔術の他にはサーフィングも大好きで、素晴らしい腕前だと言われている。

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イェジー・ドゥデク 写真提供:Gettyimages

ドゥデク:カーレース

フェイエノールト(1996-2001)リバプール(2001-2007)レアル・マドリード(2007-2011)などでプレーした元ポーランド代表GKイェジー・ドゥデクは、2010/11シーズンを最後にサッカー界を去った。

実はドゥデクは子供の頃からスポーツカーレースに興味があり、プロサッカー選手になる前にはゴーカートによく乗っていたという。引退後、サッカー界で経験したアドレナリンが恋しくなった彼は、カーレースに挑戦することを決意した。

母国ポーランドの24時間耐久レースに出場したほか、2014年からは東欧で開催される『Volkswagen Castrol Cup』で戦うパイロットとなった。

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サンティアゴ・カニサレス 写真提供: Gettyimages

カニサレス:ラリー

マドリード(1994-1998)やバレンシア(1998-2008)などのゴールを守った元スペイン代表GKサンティアゴ・カニサレスも、ドゥデク同様、パイロットとして複数のカーレースに出場した。

カニサレスが引退後に選んだ自動車競技は、ドライバーとナビゲーターの2人が同乗して競うラリーである。同選手が運転した「ポルシェ911GT3」が2017年11月にバレンシア・コミュニティー・ラリー・チャンピオンシップで3位に輝くなどし、業界で話題となった。

なお、現在51歳になったカニサレスはラリーの世界も引退し、農場ライフを楽しみながら評論家として複数のスポーツ番組に出場している。

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ティム・ビーゼ 写真提供:Gettyimages

ビーゼ:プロレス

フォルトゥナ・ケルン(2000-2002)カイザースラウテルン(2002-2005)ベルダー・ブレーメン(2005-2012)ホッフェンハイム(2012-2014)のゴールを守った元ドイツ代表GKティム・ビーゼは、プロレスラーに転向して話題となった。

引退後ボディビルにハマったビーゼは、2014年にWWE(アメリカのプロレス団体)からオファーを受け、同年11月にフランクフルトで行われたライブでタイムキーパーとして初めてイベントに登場。

2016年6月7日にWWEパフォーマンスセンターでプロレスの基礎を学び、11月3日にレスラーデビューを果たした。プロレス界で付けられたビーゼのニックネームは「ザ・マシーン」である。

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クライヴ・アレン 写真提供:Gettyimages

アレン:アメフト

かつてQPR(1981-1984)やトッテナム・ホットスパー(1984-1988)に所属した元イングランド代表FWクライヴ・アレンは、1年ほどアメリカンフットボールの世界を経験した。

1997年にはNFLヨーロッパ(アメリカンフットボールを広める目的でNFLがヨーロッパで主催しているリーグ)のロンドン・モナークスでプレーし、キッカーとして活躍している。

同じく現トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインもアメリカンフットボールに興味を示しており、引退後はアレンと同じ道を歩む可能性があると言われている。

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リオ・ファーディナンド 写真提供:Gettyimages

ファーディナンド:ボクシング

12年間ほどマンチェスター・ユナイテッドに所属し(2002-2014)プレミアリーグ6度、コミュニティ・シールド6度などの優勝を経験した元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドは、引退後ボクシングに挑んだ。

スポーツベッティング企業の支援もあり、ファーディナンドはボクサーとしての訓練を始め、2017年にプロライセンス獲得を試みる。その際「ボクシングは体力的にも精神的にも素晴らしいスポーツだ。ずっと興味を持っていた。このチャレンジを受けて、努力すればどの夢も叶えられると証明したい」とコメントした。

しかしながら、2018年3月英国ボクシング管理委員会からプロライセンス許可がおりず、ファーディナンドはプロボクサーとしての活動を中止した。

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