二宮和也の手紙が、「浅田家!」の転機に 中野量太監督がタッグを熱望していた二宮との“約束”

二宮和也の手紙が、「浅田家!」の転機に 中野量太監督がタッグを熱望していた二宮との“約束”

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  • 更新日:2020/10/16
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念願のタッグを振り返る中野量太監督「僕は昔から二宮さんが好きでした!」 (C)2020「浅田家!」製作委員会

二宮和也が主演を務めた映画「浅田家!」の大ヒット御礼舞台挨拶が10月15日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、二宮と中野量太監督が登壇。イベント中には、ふたりをつないだという、二宮の手紙に関する驚きのエピソードも明かされた。

中野監督が、写真家・浅田政志氏による2冊の写真集「浅田家」「アルバムのチカラ」をもとに紡いだオリジナルストーリー。幼い頃から写真を撮ることが好きだった政志(二宮)が写真家となり、東日本大震災という未曾有の天災を経て、家族写真と向き合っていく姿を描く。妻夫木聡風吹ジュン平田満が浅田家の面々を体現したほか、黒木華菅田将暉が共演した。

公開週の週末観客動員ランキング(10月3日~4日)で1位を獲得するヒットスタートを切った本作。会場に集まった約160人の観客に向けて、二宮は「初登場1位だと聞いたときはすごく嬉しかったです。僕たちが作り上げたものを見てもらえればそれでいいと思っていましたが、やはり嬉しいですね」と感謝を伝える。さらに、観客からのコメントが貼られた特大パネルボードを見ながら、「家族を誘って見に行ってもらえることが嬉しい」「これでも一部なんてありがたいですね……」と呟きながら、一つ一つのコメントを丁寧に読んでいた。

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この日は物語のテーマでもある“写真”にちなみ、「人生の転機となった写真」についてトークを展開した。二宮は「僕は間違いなく事務所に送った写真ですね」と回答。続く中野監督は、「写真じゃなくて手紙でもいいですか?」と確認しながら、「この作品の転機になった」という二宮からの手紙について語る。

中野監督「僕が『湯を沸かすほどの熱い愛』という作品で、日本アカデミー賞の授賞式に出席した際に、プレゼンテーターが二宮さんで、その際に作品名を『湯を沸かすほどの熱い夏』と言い間違えてしまったんです。後日、二宮さんから『間違ってしまって申し訳ございません。僕にできることでしたら何でもします』という旨のお手紙をいただいて……。僕は昔から二宮さんが好きでした! 本作の出演を二宮さんにお願いしたところ、本当に役を受けてくれたんです」

その言葉を聞いた二宮は、「僕はもし中野監督から出演のお話をいただいたら、どんなに忙しくても絶対に断らないと決めていたので、台本も読まずに二つ返事でした」と告白。最後に「僕らが伝えたいことは、今は簡単に写真が撮れるけど形に残そう、とかいうことではなくて、大切な人はいつかいなくなるし、時間も過ぎていく……。それを踏まえて形に残そうとした家族がいたんだと。『いい家族だな、自分もやってみたいな』と思うだけでも、自分も家族を大事にしていることにつながると思うので、自分の環境も変わると思います」と力強いメッセージを残し、イベントを締めくくった。

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