ハリセンボン・箕輪はるか「前歯ネタ卒業がひと区切りも」芸人を続ける理由

ハリセンボン・箕輪はるか「前歯ネタ卒業がひと区切りも」芸人を続ける理由

  • CHANTO WEB
  • 更新日:2022/11/25

2004年にハリセンボンとしてデビューした箕輪はるかさん。芸人の仕事は楽しいとする一方、不安定なのも確かだと語ります。芸人として売れる前から現在、そしてこの先に向けて、箕輪さんが思う本音とは。お話を聞きました(全4回中の4回)。

【画像】幼少期やハリセンボン結成当時も…箕輪はるかさんの貴重なお写真

「前歯のネタ」を卒業してもいいのか

── 芸人として軌道に乗る前、いくつかアルバイトをされていたんですよね。

箕輪さん:
浪人生の頃から、スーパーのレジ打ちをしていました。あとは、芸人1年目のときに、水道メーター検針員のアルバイトもやってましたね。これが、結構楽しかった!

一軒一軒家を回りながら、各家庭の水道メーターをチェックしていくんです。水道メーターに表示されている数字を専用の機械に打ち込むと、水道料金が出る仕組み。ひとりで回っていたので、散歩気分も楽しみながらやってましたね。

── 2004年にデビューされて、今年で丸18年目です。デビューから2年目にはテレビに出ていたそうですが、コンビとして、何か方向性のようなものはあったのでしょうか?

箕輪さん:
デビュー当初は、自分たちの容姿とか、雰囲気で笑いをとるようなネタは避けてたんですけど。

試行錯誤するうちに、(近藤)春菜が「角野卓造じゃねーよ!」とか「ステラおばさんじゃねーよ!」のツッコミで注目を浴びるようになって。そのおかげで、コンビとしても呼ばれる機会が増えていった感じもあります。

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学生の頃、スーパーのレジ打ちのバイトをしていたと語る箕輪さん

── 箕輪さんも、一時期「前歯の色」がよく取り上げられていましたよね?

箕輪さん:
子どもの頃に転んで前歯をぶつけてから黒くなりました。

もともと、歯の痛みも無いし、特に気にしたことがなかったんですけど、ある日先輩が「歯」をいじったらすごいウケたんです。「こんなことでネタになるんだ」とびっくりしてから、しばらくネタにしてましたね。

── 今は、白くされたとか。

箕輪さん:
ある番組で、私の「黒ずんだ前歯を白くするという企画が」あったんです。当時は、歯を白くすると、私のネタがひとつ減ってしまうから、あえて治さないでいたんですけど。

相方に相談したら、「もういいんじゃない?早く白くしたら?」と言われて。あ、そうなんだなと。

──いつくらいの話でしょうか?

箕輪さん:
2015年くらいだと思います。もう、歯のネタに頼らなくてもいいかなって。歯を白くしたことで、芸人としてのひとつの区切りになったかなという気もします。

なぜ、それでも芸人を続けるのか

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6歳のとき。学童クラブでキャンプに行き、嬉しそうな笑顔の箕輪さん

── デビューから長く仕事を続けてきて、今まで辞めたいなと思ったことはありますか?

箕輪さん:
具体的に考えたことはないんですけど。ただ、芸人の仕事は頑張れば続けられるわけでもないですよね。「いつ辞めてもおかしくないな」とは薄っすらとですが、ずっと感じています。レジ打ちとか、バイト生活に戻る可能性もありますし。

── 競争の世界というか。芸人としてデビューする前、NSC(吉元総合芸能学院)時代から、すでにその戦いは始まっているのでしょうか。

箕輪さん:
NSCも、入学当初は生徒が700人くらいいたんですが、半年後には、半分くらいに減っていました。私から見て「こんなに面白い人が?」という人もどんどん辞めていきました。今も昔もお笑いの世界は難しいし、わからない世界だというのは常に思っています。

── 箕輪さんが、ここまで芸人としてやってこられたのはなぜだと思いますか?

箕輪さん:
やっぱり、相方である近藤春菜とコンビを組めたことがいちばん大きいと思います。2人いるので、自分ができないことが春菜ができるし、逆もそうですよね。春菜がいたから、ここまで続けられたんだと思います。

あとは、やっぱりお笑いが好きという気持ちは、子どもの頃からずっと変わらないです。

── 箕輪さんは声優や俳優としての経験もありますが、今後、新しいことをやってみたいという気持ちはありますか?

箕輪さん:
芸人以外のお仕事もやらせていただけたのは、貴重な体験でした。ただ、今はなにか新しい仕事を始めたいというよりは、お笑いの仕事をこれまで通り楽しく続けていけたらそれがいちばんかなという感じです。

PROFILE 箕輪はるかさん

1980年1月1日生まれ。お笑いコンビ「ハリセンボン」として、ボケを担当。相方の近藤春菜さんとともに活躍中。フジテレビ『IPPON女子グランプリ』で優勝するなど、個人でも活躍の場を広めている。

取材・文/間野由利子

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間野 由利子

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