
チェコサッカー協会(FACR)は20日、チェコ代表を指揮するヤロスラフ・シルハヴィ監督(62)の退任を発表した。
シルハヴィ監督は、現役時代にはチェコスロバキア代表としてもプレー。引退後はスパルタ・プラハやビクトリア・プルゼニ、スロヴァン・リベレツ、スラヴィア・プラハなど国内の名門クラブを指揮し、2018年からチェコ代表の監督に就任した。
チームをユーロ2020出場に導くと、ユーロ2024予選ではグループEに入り、アルバニア代表、ポーランド代表、モルドバ代表、フェロー諸島代表と同居した中で、2位でグループステージを終了。出場権を獲得していた。
しかし、20日に行われたグループリーグ最終節のモルドバ戦後、シルハヴィ監督がチェコ『CT Sport』のインタビューで辞任を表明。喜びの直後に自身の決断を明かした。
「あれだけの出来事があった後、試合をどうにかしてやってくれた選手たちに感謝したい。そして、我々はユーロに進むという目標を達成できた」
「満足しているにも関わらず、試合前には代表チームで続投していかないことを決めた。FACRのペタル・フォスカ会長にそのことを伝えた」
「プレッシャーはすでに巨大であり、理解できないこともあった。これも私の決定を後押しした」
「私だけの問題ではなく、チーム全員が私をサポートしてくれている。我々は仕事をやり遂げ、良い結果を残していると確信している」
チェコ代表では、モルドバ戦を前にDFヴラディミール・ツォウファル(アストン・ビラ)、DFヤクブ・ブラベツ(アリス・テッサロニキ)、FWヤン・クフタ(スパルタ・プラハ)の3名がナイトクラブに出かけていたことが発覚。規律違反となり、クラブへと強制帰還させていた。
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