「来年は“徴兵”対象」悩む17歳のウクライナ避難民 長引く戦争に翻弄される子どもたち

「来年は“徴兵”対象」悩む17歳のウクライナ避難民 長引く戦争に翻弄される子どもたち

  • ABEMA TIMES
  • 更新日:2022/05/14
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ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻が始まって以降、隣国のポーランドにはウクライナから多くの国民が避難している。

【映像】試験勉強もままならず…悩むウクライナの“受験生”(避難先の様子)

避難者の人道支援の中で大きな役割を担っているポーランドでは、ウクライナと同じカリキュラムが受けられる学校もあり、避難したウクライナの子どもたちに教育の機会を提供している。

戦争によってストレスを感じているのは、小さな子どもだけではない。もうすぐ成年を迎える子どもも、環境の変化によるストレスを抱えている。現地で17歳の男の子を取材したANNバンコク支局・久須美慎記者はこう語る。

「男の子は17歳で、この年齢はウクライナでいうと最終学年にあたります。ウクライナでは今がちょうど卒業シーズン。今後の進路をどうするか。そんなときにポーランドに避難することになったそうです」(以下、久須美記者)

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ウクライナの大学に行くのか、このままポーランドで暮らすのか。男の子は進路をどうするか、結論を出せずにいる。

「17歳の男の子は、もともとウクライナの大学に進学を予定していました。しかし、ポーランドで避難生活が長引いている。ウクライナの大学に進学するかどうか、まだ決められていないそうです。避難所では試験勉強もままならず、漠然とした将来の不安を抱えているように見えました」

国民総動員令が出されているウクライナでは、18歳から60歳の男性は徴兵の可能性があり、出国できない。17歳は徴兵をリアルに感じる非常に難しい歳だ。

「男の子は来年の3月に18歳になるそうで『徴兵されたら行く』と言っていました。国家総動員令もあって、男性は国に残って、女性と子どもは国外に出る。ウクライナでは、そういう家庭が非常に多くなっています。この男の子と一緒に避難している母親は『ウクライナに戻りたい』と話していました」

(ABEMA/『アベマ倍速ニュース』より)

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