東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐる韓国の視察団は、日本での視察を終え、今後、評価結果を公表することにしています。
専門家などで作る韓国の視察団は、5月23日から2日間、第一原発の処理水放水設備などの視察を受けて、25日、東京で経済産業省の担当者に確認などを行いました。
視察団の代表は「追加で求めた資料の分析を踏まえ、今後、総合的な評価結果を公表する」と話しています。
日本政府は視察について「韓国での理解を深めるために実施したもの」としていて、夏ごろまでに予定している処理水の放出開始時期には影響を与えないとしています。