美容医療・ダーマペンを自宅で!? ”セルフダーマペン”に医師が警告

美容医療・ダーマペンを自宅で!? ”セルフダーマペン”に医師が警告

  • ar
  • 更新日:2021/11/25

こんにちは。18歳という設定をキープするために日夜戦っている愛の妖精えりりんです。

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今回のテーマは「”セルフダーマペン”のことちゃんとわかって使っている?」です。

近頃、「ダーマペン」を自宅で行う人がいる

「ダーマペン」という機器を使用した美容クリニックでの施術が数年前から流行っています。

これは細い針が先端にたくさんついた機器で針を刺し、顔に無数の針穴をあけていくという治療です。
血も出るし、麻酔をしても多少は痛いし、ダウンタイムもあるし、なんでそんなつらいことするの?と思う方もいると思いますが、毛穴の開きやニキビ跡に効果がある施術としてここ数年人気の施術です。

ただし!最近このダーマペンを「セルフダーマペン」と称して自宅で行う人たちがいます。

「クリニックでやることと同じことを自分でやって何が悪いの?」「クリニックが儲けたいからそういう風に言ってるんじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、セルフダーマペンはやめたほうがいい理由を今回は説明しようと思います。

セルフダーマペンによってしみや肝斑悪化のリスクも

人種が異なれば、肌の質は大きく異なります。

日本人はシミや肝斑が出やすく、治すのも厄介という肌をしているのですが、その原因となるのが刺激や炎症。そして、ダーマペンによって針を刺す行為は超ど級の刺激になります。

だから、クリニックのダーマペンであってもしみや肝斑は悪化します。
でも、それはわかっていても毛穴の開きやニキビ跡を改善するために施術を行うわけですが、クリニックではなるべくしみや肝斑を悪化させないように、施術テクニックの研修をしたり、そのほかの治療を組み合わせたりしています。
そんな知識や処置もなく顔に針を刺すことで、何年もたってからシミや肝斑に苦しむのはあなた自身ですよ。と、若いころの無知なスキンケアのせいで肝斑と戦っている私は老婆心ながら思うのです。

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Photo by Angélica Echeverry on Unsplash

ダーマペンの針、自分で正しく刺せる?

ダーマペンの目的は、針を刺して治る過程で皮膚が再生したり収縮することで毛穴の開きやニキビ跡を改善する、というもの。
そのために針を正しい深さに、まっすぐに指す必要があります。
セルフダーマペンの製品を見比べてみると、「その針の長さでは浅くしか刺さらないから効果が無いよ」というものも多いし、何より自分でまっすぐに針を刺すのって本当に難しいこと。

クリニックで施術として他人の顔にダーマペンをするときであっても、手首を滑らかに動かし、平面ではない顔に針を垂直に刺すのはとても難易度が高く、
慣れないうちは針が斜めに入ってしまって、顔に引きずったような跡がついてしまうことがあるので、トレーニングが必要なのです。自分自身の顔に垂直に針を刺すって私自身が挑戦しても無理じゃないかなと思ってます。

海外製品でのセルフダーマペン、信頼できる?

試しに「ダーマペン」と検索してみると、基本的には海外製品で検索上位は中国製品。製品説明の日本語ですら変だったりします。
私自身購入したことはないけれど、そういった海外製品の場合は、おそらく製品を購入した時の説明書もまともな日本語で書かれていることはないのでは?

そんな製品を顔に刺すって怖くないですか?「YouTubeのハウツー動画見れば大丈夫!」という方もいるかもしれないけれど、そもそもそのYoutube動画自体も正しいとは判断できないですよね。

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上原恵理/知らなきゃヤバい!NG美容

ちゃんと針を変えずに使っている人も...

医療現場では血液が付着したものは1回で廃棄することが基本。
複数回使用する器具に関しては特別な医療機器を用いて「滅菌」という目に見えない細菌を殺す処置をして、清潔な状態にします。
ただ、セルフダーマペン動画を見てみると、針を変えてない方もたくさんいる。洗えばきれいになって使えそうと思ったり、1回捨でててしまうのはもったいないという気持ちはわかるんですけど...。

プロの目からしたらひたすら汚い!ニキビ直したくてダーマペンしているはずなのに汚い針をぶち込んで何がしたいの?という矛盾しか感じません。
それによく見てみると使い込みすぎて針が曲がっているような状態で繰り返し使用している人すらいる。そんなコンディションの針を顔に刺すなんてもはや狂気の沙汰!

それでも、「実際によくなってるんだからいいじゃん」という声も聞きます。
そんな方に伝えたいことは、

数回試して、よくなっていると思う効果のほとんどは肌のハレによって毛穴が小さく感じたり、ハリが出ているように見えているだけ。毛穴の開きやニキビ跡はそんな甘くありません。今はしみや肝斑が出てないかもしれないけど、肌ダメージは蓄積され、何年、何十年後かに後悔するのはあなたです。

クリニックでダーマペンするよりセルフのほうが安いからいいよね!と思っているあなた、悪いことは言わないから悔い改めたほうがいいです!

▶上原恵理先生のYouTubeではさらに詳しく解説中♡

【医師が解説】セルフダーマペンの末路.../えりりんちゃんねる【医師 上原恵理】

これまでのコラムはこちら!

✅だから私の前髪はダサかったのか!不器用さんでも垢抜ける【今っぽ前髪】の3STEP

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上原恵理

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