子連れフードコート「席取り」ができない...トラブル避けたいも母親のモヤモヤ

子連れフードコート「席取り」ができない...トラブル避けたいも母親のモヤモヤ

  • CHANTO
  • 更新日:2020/10/17
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子連れでショッピングセンターに行くと、落ち着いたレストランでゆっくり食事…というのはなかなか難しいもの。

お腹をすかせた子どもを連れていても、比較的スピーディに提供されるフードコートを選ぶママ・パパは多いのではないでしょうか。

ただ、週末などのお昼の混雑時には席を確保するのもひと苦労ですよね。

今回は、フードコートでスムーズに席を確保するコツや席取りにまつわるトラブル体験、そのときの対処法などを、子育て中のママ・パパに聞いてみました。

フードコートの席取り、みんなはどうしてる?

フードコートでの席取りは、特になにも指定がない場合と、「ご遠慮下さい」と書かれている場合、逆に「座席を確保してから列にお並び下さい」と案内がある場合など、お店によって方針が異なります。

まずは、2歳と4歳のお子さんがいるHさんに話を聞いてみました。

「まだ下の子は時間帯によっては眠くてぐずったりと手がかかるので、基本的には外食じたいを避けているのですが、あちこち回らないといけない日はフードコートを利用することもあります。私がよく行くショッピングセンターでは席取りは禁止されていないので、モノを置いている人は多いです」

小学校3年生と5歳のお子さんがいるFさんは、

「上の息子は1人でおとなしく待てるタイプではあるのですが、いちど1年生の時に私が下の子を連れて注文の列に並び、息子に4人掛けのテーブルで待っていてもらったことがあります。そしたら、3人連れのグループが来てドカッと座ってしまったそうで、息子は怖くなって席を立ち、泣きながらウロウロしていたことがありました。それ以降は買い物した荷物や帽子などを席に置いて、上の子も必ず連れて行っています」

と話します。

そもそもモノで席取りすることに「マナー的にどうなの?」という意見もありますが、禁止ならばともかく、そうでなければ、交代で人が座っておけない状況ではそうする人は多いのではないでしょうか。

ママたちの体験をもとにしてみると、以下のような点に気をつけるのがスムーズに席を確保するコツだといえます。

館内パンフレットやレシートなど、ゴミ・不要品と見分けがつかないものは避ける

ポケットティッシュやフードコート備え付けのダスター(台拭き)も個人のモノと認識されにくいので避ける

水の入った備え付けの紙コップ、ペットボトルも微妙なことがある

そのほか、

「たとえばママ+子ども2人で注文に立つあいだ席を確保したいなら、コップを3つ、加えてタオルやペン、ペットボトルなどを置いておくのがいいかも。2つも3つもテーブルの上に忘れ物をしていく人はあまりいないので、忘れものだと思われにくいでしょう」

「いっそ、席をとっていますとプリントされたハンドタオルがあればいいんじゃない?(笑)」

などというママの声もありました。

子連れフードコートのトラブル事件簿と対処法

モノを置いての席の確保が禁止されていない(または推奨されている)フードコートで、ハンカチやタオルを置いていたところ、戻ってみたら隅にどけられていて、他の人が座っていた…という経験をしたママもいます。

これには以下の3通りの理由があると思われます。

ハンカチに気付かず座った

気付いたが、忘れ物だと思って座った

とぼけるつもりで確信犯的に座った

いずれにしても、子連れで料理のトレイを手にして近くに空席がない状況では、「席を確保していたので…」と声をかけて、移動をお願いしたいところですよね。

しかし実際には何も言わず引き下がる人が多いようです。

当時4歳のお子さんを連れていたWさんは、席に戻ると別の親子連れが座っていて、置いていたタオルはテーブルの隅にどけられていたそうです。

「でも何も言えずに他の席を探しに行きました。テーブルの中央に広げておいたので忘れ物には見えなかったと思うのですが、そういう人はおそらく常識が違うので、抗議してもさらに嫌な思いをすると思ったんです」

また、上記と同じような体験をしたSさんも、当時3歳だったお子さんに何かあってはいけないと思い、モヤモヤしつつも黙って別の席を探したといいます。

「子どもは早く食べたくてグズグズしていましたが、あの人たちには分からなかったみたいだね、知らない人は文句をいうと怒ってたたいてくることもあるから、ほかの席を探そうね…と話しました。こういう、やったもん勝ちみたいな図を子どもに見せるのも良くないですが、相手がどういう人か分からないので」

と、お子さんの安全を優先したと話してくれました。

そのほか、

「混雑のピーク時は本当に殺伐としているので勝てる自信がありません。今日はフードコートでお昼と決めたら、10時のおやつを減らして11時頃にお昼ごはんの時間を早めます」(Jさん・30歳・1歳児のママ)

「以前、1人分だけ荷物を置いていたら残りの椅子を持って行かれたことがあります。なので、人数分の水を入れた紙コップに加えてタオルやエコバッグ、上着などをセッティングしておくようにしました」(Iさん・35歳・5歳児と1歳児のパパ)

などの方法を教えてくれる人も。

ただ、そこのフードコートで明確なルールが示されていない以上は、たとえモノが置いてあっても、

「きっと席を取っているんだろうな」

「これはゴミを忘れているだけだろう」

という判断は、あくまでも個人の受け止め方しだいといえます。

フードコートを利用するときは「世の中にはいろいろな考え方の人がいる」という意識を持っておき、自分は、おそらく誰かが席取りのために置いているであろうタオルを投げ捨てて座るようなことはやめておこう…というくらいしか、現実にはできないのかもしれません。

最初から配慮されたフードコートを選べば安心

最近では、席取りのトラブルを避けるため、席を確保するためのプレートを用意しているフードコートやカフェも増えています。

筆者がよく見かけるのはおもにオフィス街や繁華街の店舗で、郊外の大型ショッピングセンターは未確認ですが、今後は感染症予防の観点からもハンカチや私物による場所取りが心配な人が増えると予想されます。

もし、身近で席取りプレート完備のフードコートやファーストフード店があれば、はじめからそこを選ぶのも賢い方法ではないでしょうか。

おわりに

今回話を聞かせてもらったママの中には、「席取り以外にも、食べている最中から席を待つ人に急かされたり、すぐ横で熱いラーメンの汁をこぼされて子どもにかかりそうになったりという経験があり、フードコート自体あまり行きたくないんです…」という人も。

ただ、家族の食の好みがバラバラだったり、子どもが元気なタイプの子だったりで一般的なレストランに入りにくいとき、フードコートはやはり重宝します。

今回のママたちの体験談や工夫も参考に、できるだけ気持ちよく利用していきたいですね。

文/高谷みえこ

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