Androidのデフォルト検索オプション、検索企業による入札方式を撤廃へ

  • Engadget
  • 更新日:2021/06/11
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Googleが、欧州におけるAndroidのデフォルト検索エンジン設定を自由に選択できるように改めます。従来、Androidのデフォルト設定では3つの検索エンジンがユーザーに提示されるようになっており、Googleはこの枠をオークション形式で検索各社に販売していましたが、これが無料で最大12枠にまで増えるとのことです。

初期のAndroidではデフォルトの検索エンジンの選択肢はありませんでした。しかしこれでは競合する検索他社がAndroidデバイスに入り込む余地がなく、欧州委員会(EC)はGoogleが独占禁止法違反だとして50億ドルの罰金を課すとともに、Google以外の検索プロバイダーをユーザーに選択させるよう変更させました。

この変更において、Googleは検索プロバイダーに3つの紹介枠を用意し、検索各社に封緘入札させる方式を採用しました。ところが、その点に対しても、入札に応じられるほどの資金を持たない小規模な企業からは、公平性の欠如を指摘する声があがる状況でした。そこでEC当局は「これら懸念に対処すべく、選択画面を改善する手立てについてGoogleと協議した」と述べています。

協議の結果、Googleは「的確な検索プロバイダーの参入を無料化するほか、デフォルト検索エンジンの選択画面にも変更を加える」ことになったとのこと。

新しいAndroidのデフォルト検索エンジン設定では、最大12個の検索サービスが表示され、そこで選ばれた検索エンジンはホーム画面での検索に使われるようになります。またChromeをデフォルトブラウザーにしている場合は、その検索エンジンとしても選択したサービスが使われるようになります。

なお、デフォルト検索エンジンの候補に名を連ねるには、Google Playストアで単体の検索アプリを配布している必要があります。また特定のトピックに特化したいわゆる「垂直検索エンジン」、例を挙げれば地域情報検索のYelp、旅行情報検索のTripAdvisorなどは対象外。

Androidのデフォルト検索エンジンの変更は9月1日から反映されます。

Source:Google

塚本直樹(Naoki Tsukamoto)

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