パルクールアスリート・朝倉聖が思い描くビジョン...発祥の地フランスで「金メダルを獲れたら」

パルクールアスリート・朝倉聖が思い描くビジョン...発祥の地フランスで「金メダルを獲れたら」

  • TOKYO FM
  • 更新日:2020/11/27
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藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMの番組「TOYOTA Athlete Beat」。11月14日(土)の放送では、パルクールアスリートの“SEI”こと朝倉聖選手をゲストに迎え、お届けしました。

(左から)藤木直人、朝倉聖選手、高見侑里

朝倉選手は、1999年生まれの21歳。13歳でパルクールと出会い、独学で練習に励み、高校卒業後に日本トップのパルクール集団「monsterpk」に加入し、プロアスリートとして活動。2019年日本選手権で初代王者となり、今年10月には、ドイツで開催された世界大会で優勝を収め、世界レベルの実力を示しました。

◆パルクールとの出会い

藤木:朝倉選手がパルクールに出会ったきっかけは?

朝倉:テレビのCMがきっかけなんです。もともとパルクールはYouTubeで観ていたんですけど、“自分じゃできないな……”みたいな(苦笑)。

藤木:“これをやってみよう!”とはならないですよね(笑)。

朝倉:もともと絵を描くのが好きで美術部だったんですけど、たまたま家で絵を描いていたときに、テレビでパルクールを使ったパソコンのCMが流れてきて。YouTubeで観るのは海外の人ばかりで、ちょっと自分とはかけ離れた感じだったんですけど、その(CMに出ていた)人は日本人で身近な存在で。海外の“派手な動き”というよりは“綺麗な動き”と言いますか。もともと美術をやっていたこともあって、その芸術的な部分に興味を持って。

藤木:なるほど。“見た目の美しさ”みたいなものに惹かれたと。

朝倉:はい。それで、“体でもこういう表現ができるんだな”と思って、気づいたら(パルクールを)やり始めていました。

藤木:でも、日本人がやっているのを見ても、とてもじゃないけどできないって思いますよね。我々一般人でも、パルクールってできるんですか?

朝倉:もちろんできます。見た目のハードルが高いので、なかなか入りづらいんですけど。やっぱり派手な動きだったり、“ウケ”がいいものだったりがSNS上にも出てきちゃって、そういったものばかりが見られてしまうので。

藤木:はい。

朝倉:でも、もともとは公園で遊んでいるときのような動作が徐々にレベルアップしていって、石の段差とかから始めたり、物を跳び越えたり、“自分の体を鍛える”みたいなところからやっていくものなんです。

高見:例えば、高いところや難易度の高そうなものに挑戦するとき、恐怖心はあるものですか?

朝倉:パルクールは、“自分がこれだけ跳べる”というのを、小さいところから積み重ねていって、自信をつけて、自分の動きを把握したうえでやっている結果なので。

藤木:そうは言っても……(苦笑)、プレッシャーというか“これ、落ちたら大変なことになるな”って思うと、つい足がすくんだり、ミスが出たりするものだと思うんですけど、それも練習を積み重ねていってということなんでしょうか。

朝倉:そうですね。“やっぱり厳しそう”ってなったら、そこでやめるのも正解です。無理をすると、それはただの度胸試しと言いますか、パルクールではないですよね。

◆「後から始めた子たちのためにも…」

藤木:なるほど。朝倉選手のパフォーマンスを観ていると、止まらずにずっと続けていくじゃないですか。最初から“こういうアクションを決めよう”と思っているのか、それともその都度思いついてやっているんでしょうか?

朝倉:大体、練習時間が設けられているんですけど、その間に“どうやってここは行こうかな”ということを考えてやっています。もちろん、“ここでこっちに行くはずじゃなかったのに、こっちへ行ってしまった”というときのことも考えて、Bプランみたいなものをたまにすることもあります。

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朝倉聖選手

藤木:朝倉選手のこれからのビジョンをお聞かせください。

朝倉:まだまだ力不足ではあるんですけど、これから僕の後から始めた世代の子たちのためにも、パルクールシーンを引っ張っていけるような存在になれたらいいなと思っています。あとは、アスリートとしてなんですが、実はパルクールは2020年のオリンピックの(正式競技になる)最終選考まで残っていたんですけど、惜しくも決まらなかったという経緯があるんです。パルクールはフランスが発祥なんですけど、2024年がパリオリンピックなので、(正式競技になる)期待値もすごく高くて。そこで金メダルを獲れたらと思っています。

藤木:パルクール発祥の地で(表彰台の)1番高いところに立ったら……パルクールはちょっと文化的な部分もありますけど、一気にスポーツとして、全国の人たちに知ってもらえる機会になりますよね。

朝倉:ただ、“スポーツとして”という認識が強くなりすぎないように、文化としての部分も伝えていけたらと思っています。

次回11月21日(土)の放送は、車椅子バスケットボールの香西宏昭選手をゲストに迎え、お届けします。どうぞお楽しみに!

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<番組概要>
番組名:TOYOTA Athlete Beat
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/

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