60年に渡り愛される伝説の小説を映画化。時を超えて君を救う!『夏への扉 ーキミのいる未来へー』特集

60年に渡り愛される伝説の小説を映画化。時を超えて君を救う!『夏への扉 ーキミのいる未来へー』特集

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  • 更新日:2021/06/11
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60年に渡り愛される伝説の小説を映画化。時を超えて君を救う! 『夏への扉 ーキミのいる未来へー』特集

6月25日(金)全国公開

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『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公式サイト/SNS

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60年に渡り愛される伝説の小説を映画化 男性たちが観た本作のレビューもお届け!

タイムトラベル小説の名作として世界中に多くのファンを持つ古典的SF小説を、主演に山﨑賢人、ヒロインに清原果耶を迎え、『フォルトゥナの瞳』や『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木孝浩監督が映像化したラブストーリー『夏への扉 ーキミのいる未来へー』。

人気原作を映画化、しかもSFで恋愛映画となるとなかなかハードルが高いようにも思うが、実際出来上がった作品はどうなのか? ぴあでは、男性限定試写会を実施し、作品の魅力と共に、ひと足早く映画を観た映画ファンたちの生の声をお届けします!

日本を舞台に再構築!映画『夏への扉…』の魅力COMING SOON男性たちの反応は?ぴあ独占試写会レポート

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恋愛青春映画の名手・三木孝浩監督が描く、 時を超えた壮大な冒険ラブストーリー

映画ファンには『スターシップ・トゥルーパーズ』の原作者としてもお馴染み。世界SF界を代表する大作家ロバート・A・ハインラインには、とりわけ日本のSFファンに人気の高い可憐な傑作小説がある。それが『夏への扉』だ。

かの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の元ネタになったとも言われるタイムトラベルもの。60年以上前に発表されたとは思えないほどロマンティックでみずみずしいその世界観に挑むのは、三木孝浩監督。『陽だまりの彼女』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『フォルトゥナの瞳』など、実写映画化困難と思われる原作を次々に手がけ、常にハイクオリティな恋愛映画として昇華し、多くの観客を感動させてきた名手が、舞台を1995年と2025年の日本に変え、21世紀にふさわしい、せつないSFラブストーリー映画として完成させた。

実用ロボットとプラズマ蓄電池の開発に明け暮れる青年科学者が罠にはめられ、コールドスリープすることになる。30年後の2025年に目覚めた主人公は、開発したものすべてが、そして、愛する人さえも奪われてしまっていることを知り、タイムマシンを駆使して、奪還のためのリベンジに取り組む。あらゆるものを失った男が、持ち前の知力をフル回転して、再起していく。

良質にして硬質なファンタジーのムードを底辺にたたえながら、人間の想いそのものを掬い取り、他人事ではいられない切実さで吸引する映画のエナジーは、まさに三木監督の独壇場。深い余韻にいつまでも浸れる一本だ。

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山﨑賢人を筆頭に今をときめく俳優陣が集結! 原作にはないキャラクターにも注目を

主演は、山﨑賢人。メガヒット作『キングダム』での堂々たる勇者ぶりは記憶に新しいところだが、山﨑は昨年、又吉直樹原作の『劇場』で、コアな演技派としての真骨頂を見せ、大胆不敵な新境地を切り拓いた。そして、ネットフリックス作品『今際の国のアリス』では、極限状況をサバイヴする少年のイノセンスとタフネスを唯一無二の個性で体現。この『夏への扉 ーキミのいる未来へー』では、持ち前のピュアネスに、決してへこたれないワイルドさを加味し、ハインラインの名作を翻案する意欲作の期待に見事応えた。

主人公が30年後の未来で奮起する根源となるヒロインに、清原果耶。朝ドラ『おかえりモネ』の主演に大抜擢され話題沸騰中だが、『3月のライオン』や『花束みたいな恋をした』、そして『まともじゃないのは君も一緒』など映画でも清冽な印象を残してきた有望株だ。爽やかさで通じる山﨑との相性も抜群。

そして映画版オリジナルのキャラクターで、主人公に協力するロボット役に藤木直人。長いキャリアを誇る藤木だが、これほど「人間ではない役」がハマるとは! きっと誰もが驚くに違いない。原作ファンにはお馴染みの人気キャラ、猫のピートももちろん登場。どんな美猫がどんな妙演を見せるか、お楽しみに。主題歌「サプライズ」を歌うのは、LiSA。スケールの大きな歌唱で、壮大な物語を鮮やかに締めくくっている。

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あたたかなシンパシーを呼ぶ 今こそ観るべき“明るい未来の話”

わたしたちは、未来を生きている。あんなにバカでかかったパーソナルコンピュータは、いつの間にか手のひらサイズのスマホになった。ほとんどのことはネット空間でできる。スマホに搭載されたAIと会話さえしている。テレビ電話だって、電気自動車だって、当たり前にある。自動運転ももう始まっている。

これまでとは全く違う未来がそこにある。しかし、わたしたちは昨年、未曾有の事態に遭遇、その困難はいまも継続中だ。出口は未だ、まったく見えない。トンネルは、長い。想像もしなかった未来と、想像もできなかった困難。この板挟みにある、という意味では、この映画の主人公が置かれている立場となんら変わらない。だから、本作は、シンパシーを呼ぶ。それも、あたたかなシンパシーを。

わたしたちが生きる未来には、まだ、実用ロボットやタイムマシンはない。しかし、失われた日常をどうにかこうにか取り戻したいという想いは、主人公と完全に一緒だ。未来には、その先の未来がある。きっと、ある。2021年に、映画としての『夏への扉』と出逢うことには、必ず意味がある。ロバート・A・ハインラインも、微笑んでいるはずだ。

文:相田冬二

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