廃れた生活をしていた。コロナ禍で自分と向き合い、好きなことに気づいた

廃れた生活をしていた。コロナ禍で自分と向き合い、好きなことに気づいた

  • かがみよかがみ
  • 更新日:2021/06/11
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3年前、大学を卒業し社会人となった私は、休日はもっぱら部屋に引きこもった生活をしていた。

コロナの流行で私の休日も変わった。自分と向き合わざるを得なかった

もともとどちらかというとインドア派、内向的で人と関わるのが苦手な私だったが、初めての職場でなんと、接客業務がメインの部署に配属されてしまった。仕事で毎日たくさんの人に会って会話をしなければならない分、休みの日は極力、人と関わりたくなかった。

休みの前の日、仕事終わりにスーパーへ寄って食材をまとめ買いする。そして休日2日間は一歩も外に出ることなく、なんなら窓もカーテンも開けることなく、ただひたすら家にいた。家で何をしていたか思い出せないので、何をするでもなくただボーっと、だらだら過ごしていたのだと思う。

そして月に1度、大学時代の友達に会うために唯一、外に出た。日ごろのストレスを発散するように愚痴を言い合い、ひたすら好きなものを食べ、浴びるように酒を飲んだ。

これが私の「いつもの休日」だった。

去年、コロナウイルスが流行りだしてから私の生活は変わった。もちろん休日の過ごし方も。

去年1年間は出勤日が減り、休みが増えた。休みが増えてもこのご時世、気軽に人に会えないので、月1だった友達との愚痴を言い合う会は減り、一人家で過ごす時間だけが増えた。

それまでは休日もだらだら過ごしていた私だったが、家にいる時間が多すぎて、仕事のことや自分の生活のこと、人間関係などさまざまなことを考えるようになった。自分と向き合わざるを得なかった。

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廃れた生活をしていた私にも、好きなことがたくさんあると気づいた

自己理解を深めようと、思っていることを紙に書き出して自分の頭の中を整理した。自分のやりたいことや苦手なことももちろんわかったし、新しく好きなことや趣味にも気付いた。

私は本を読んだり、映画を見たりして、自分の知らなかったことを知ったり、自分では経験し得ない誰かの生き方を感じたりするのが好きだと知った。

今までハマったことはなかったが、アニメも見るようになった。特にスポ根、暑苦しい感じのストーリーが好きらしい。

学生時代に好きだったアイドルがYouTubeを始めていたので見てみたら、あのキラキラしているアイドルもコンプレックスや悩みを抱えていることを知った。遠い存在と思っていたがすごく身近に感じたし、改めて応援したいと思った。

他にも料理、運動、外国語の勉強など、興味が湧くことがたくさんあった。仕事の疲れを引きずり、ネガティブで廃れた生活をしていた私にも、好きなことや趣味がたくさんあったのだ。

「好き」で溢れた忙しい休日があるからこそ、明日の出勤も頑張れそう

それを知ってしまった今、私の休日は忙しい。

本屋へ行くと読みたいと思う本はいくらでもあるし、家には買ったのにまだ読めていない本がたくさんある。映画だって新しい作品も見たいし、昔の名作も見たい。流行りのアニメも見なきゃいけないし、推しのYouTubeだって見逃せない。忙しい。

だらだらしている暇なんてないくらい、私にはやりたいことがたくさんある。相変わらずインドア派で、家でできることばかりだが、時間を有効に活用できるように休日はなるべく早起きし、家の中では活発に動くようになった。

その結果、私は以前より前向きで明るい気持ちで生きている。そんな今の自分が好き。自分のための休日はキラキラしていて、とても素敵な時間になっている。

「好き」で溢れた休日を過ごしているからこそ、明日の出勤も頑張れそうな気がする。

そして仕事を頑張ればまた、「好き」で溢れる休日がやってくる。

次の休みは何をしようか。新しく買った紅茶をお供に読書しようか、はたまたアイスクリームを片手に映画を見ようか。考えている今も楽しい。

これが今の私の、「いつもの休日」。

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