え...?私の電話番号を“まさかの名前”で登録していたママ友。スマホがないと言われ発信すると...

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  • 女子SPA!
  • 更新日:2023/11/21

幼稚園ママの中には、子どもが幼稚園に行っている間にママランチ会を開催する人もいます。都内在住の酒井杏奈さん(仮名・31歳)も、幼稚園ママとのランチを楽しみにしているひとり。

「子ども同士が同じ幼稚園だと、話題がなくならないんですよね。幼稚園のこともですが、子どもの年齢が近いと子育ての悩みもだいたい一緒だし、買い物する場所もかぶっているので地域情報とかも話せるし」

杏奈さんにとって、幼稚園のママ友と話すのは特別な時間でした。

◆自宅でママランチ会を開催

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※画像はイメージです(以下、同じ)

ランチ会の幹事はいつも杏奈さんでした。ランチをするメンバーの中に、下の子連れのママ友がいるときは、杏奈さんの自宅でランチ会をすることもよくあったといいます。

「あの日も、2歳の下の子連れのママが2人いました。下の子がいると、ママがなかなかゆっくりランチもできなくて大変だなと思っていましたね。子どもが小さいうちは、外食よりも家でランチしたほうがラクなのを、私も経験上知っていたので、自宅で出前をとってランチ会をしました」

いつものように、幼稚園のお迎え時間までママ友との情報交換がスタートします。

◆下の子たちはスマホでゲームに夢中

「上の子で幼稚園を卒園させているママ友がいて、そのママ友に幼稚園の行事でわからないことや、幼稚園の先生の性格などを聞きました。みんなでいろいろな質問をして、会話が盛り上がっていました」

しばらくすると、2人の2歳児は飽きてぐずり出したそうです。

「下の子連れのママたちは、子どもに自分のスマホを渡して動画をみせていました。子どもたちは、ママたちの話し声で動画の音が聞こえないと思ったのか、少し離れたソファに2人で移動しました」

◆「スマホがない!」と大騒ぎ

ランチが終わって一段落した頃、下の子連れのママのひとりが「私のスマホがない」と言い始めたそうです。

「そのママは、『スマホがない、どこいったのかしら! ないない!』と大騒ぎでした。ちょうど下の子もお腹が空いたとぐずり出したようで、子どもをあやすのに大変そうでしたね」

その様子をみた杏奈さんは、自分が探してあげようとスマホで着信を鳴らしながらママ友のスマホを捜索し始めたそうです。

しばらくして、杏奈さんはソファの下で鳴る友人のスマホを発見したそう。

「あの時は、スマホが見つかってほっとしながら、ソファの下に手を入れました。下の子がスマホゲームした時に、ソファの下に滑り落ちたのかなと予想していたので、見つけた時は嬉しい気持ちでいっぱいでした」

◆着信音を鳴らして驚きの展開に!

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ところが、杏奈さんが拾ったスマホの着信画面に書いてあったのは “驚きの文字”だったと言います。

「あの時、着信の名前に書いてあったのは『いかれポンチ野郎』でした。何かの勘違いかと思って何度も見直しましたね」

『いかれポンチ野郎』の言葉が自分のことだと確信した杏奈さんは、慌てて友人への電話を切ったそうです。

「なんで私があんなに慌てないといけなかったんでしょう。私は何も悪いことしてないのに。ただ、自分が裏でそんなふうに言われていたんだ、というショックで頭の中が混乱していましたね」

結局、その日はぎこちない笑顔でママ友をもてなした杏奈さん。その後も杏奈さんは、自分が『いかれポンチ野郎』とあだ名を付けられていることは心の奥にしまっているそう。

「こんな事なかなか言い出せないし、真実を聞いたところで関係性が悪化するのは目に見えているので……」

それから、杏奈さんは自宅にママ友を呼ぶことはなくなったそうです。幼稚園のママ友とは話題は尽きないものの、本当の友人として付き合えているのかはわからないものですね。

<取材・文/maki>

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