
福岡FWルキアン(2023年4月撮影)
J1アビスパ福岡に激震が走った。クラブは19日、FWルキアン(31)、DF井上聖也(23)の負傷を発表した。
今季4得点3アシストのルキアンは左ハムストリング肉離れ、井上は肘と手首の間を痛めて両前腕骨幹部骨折で、ともに全治3カ月程度を要す見込み。2人は10日FC東京とのルヴァン杯準々決勝第2戦で負傷交代していた。
ルキアンは治療のため、一時ブラジルに帰国した。
7日には、今季4得点2アシストのFW佐藤凌我(24)が、左膝前十字靱帯(じんたい)損傷と左膝外側半月板損傷により全治8カ月と発表されており、さらに負傷離脱者が出た。
現在、リーグ8位をキープ、天皇杯とルヴァン杯4強入りと好調の一方で、故障者続出という危機にひんしている。
10月は、8日天皇杯準決勝から中2日でルヴァン杯準決勝第1戦、さらに中3日で同第2戦が待つ。加えて、リーグ戦は23日柏戦を皮切りに、鹿島、川崎F、横浜、浦和、広島など強豪との7戦が残り、総動員での激闘は必至。正念場でクラブの力が問われる。