元世界王者の内藤大助氏 那須川天心の2戦連続判定勝利に辛口評価「まとめ方がわかってないかな?と」

元世界王者の内藤大助氏 那須川天心の2戦連続判定勝利に辛口評価「まとめ方がわかってないかな?と」

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  • 更新日:2023/09/20

プロボクシング元WBC世界フライ級王者の内藤大助氏(49)が19日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。ボクシング転向後2戦連続判定勝利となった那須川天心について言及した。

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内藤大助氏

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“キックの神童”として期待値が高い中で、第1Rから那須川はファンを魅了した。相手の右ストレートにカウンターの左ストレートを合わせてダウンを奪った。その後は細かいステップを見せるなど余裕を見せた。第7Rには2度目のダウンを奪った。最終ラウンドも相手をグラつかせたが倒すことはできず、試合内容は完勝ながらもボクシング転向後、2戦連続判定勝利となった。

内藤氏は「2戦目と思えないぐらい完璧な試合をしたと思います。僕の中ではフルマークの素晴らしい戦い方をして、キレもスピードもあって素晴らしい選手です」と評価した上で「プロで戦うなら倒し切ってほしいという声があるんですよ。今回の試合見ていて倒せるチャンスはあったと思います」と辛口なコメントをした。

そしてダウンを奪った後に倒し切れなかったところにも疑問を持っていた。「ここでいけば倒せるタイミングはありました。それができなかった天心選手。それはボクシングのキャリア不足はもちろんあると思うんですけど、まとめ方がまだわかってないかな?と思います。ボクシングのKOは、チャンスの時にいかに攻めてレフェリーストップを呼び込むのか。それを今後は分かってほしいかなと思います」と解説した。

「キック無敗でボクシングでも格闘技センスは抜群にあると思います。大事に技術を磨いてキャリアを重ね、実力をつけて上の舞台にいってほしいと思います」と今後に期待し、日本人対決を望んだ。

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