米で走るハーツクライ産駒・ヨシダが接戦制し重賞初制覇

米で走るハーツクライ産駒・ヨシダが接戦制し重賞初制覇

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  • 更新日:2017/10/13
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米・ヒルプリンスS(GIII)を制したヨシダ (c)Copyright 2017 Uli Seit.

10月7日、ニューヨーク州ベルモントパーク競馬場で行われた3歳馬による重賞、ヒルプリンスS(GIII・芝9F)で、父ハーツクライの日本産、ヨシダ(牡3・W.モット厩舎)が重賞初制覇を果たした。

9頭立ての3番手を追走したヨシダは、直線での追い比べからゴール前で抜け出し、クビ、1/2馬身、アタマ差という接戦を制しての勝利だった。

ヨシダは、ノーザンファームの生産。母のヒルダズパッションは現役時、バレリーナS(GI)など北米で重賞5勝。2011年秋のファシグティプトン・ケンタッキー・ミックスセールにおいて吉田勝巳氏が122万5千ドルで購買。最初に産まれたのが現・1000万条件のジークカイザー(牡4・父ディープインパクト・池江泰寿厩舎)で、ヨシダは2番仔、そのひとつ下にはヴェルテアシャフト(牡2・父ディープインパクト・池江泰寿厩舎)がいる。

のちのヨシダは、2015年のJRHAセレクトセール(1歳)にて、現オーナーのウインスターファーム(共有の筆頭馬主)のエージェントが9400万円(税別)で落札し、アメリカに渡った。馬名のヨシダ(Yoshida)は、ノーザンファーム代表の吉田勝巳氏に敬意を表して命名されたと伝えられている。

ハーツクライ産駒ゆえかデビュー以来ずっと芝を使われ、昨年2歳11月のデビュー戦(アケダクト芝8F)は2着。2戦目となった今年4月9日のメイドン(未勝利戦・キーンランド芝9F)で初勝利を挙げると、5月20日のステークス(ピムリコ芝8F)と連勝。そして臨んだ7月8日のGI、ベルモントダービー(ベルモントパーク芝10F)では1番人気に支持されるも、好位追走のまま伸びず5着に敗れていた。

8月4日の競馬博物館名誉の殿堂S(GII・サラトガ芝8.5F)、9月2日のサラナックS(GIII・サラトガ芝9F)ではともに2着だったが、デビューから7戦目となった冒頭のヒルプリンスSで重賞初制覇となった。

ハーツクライ産駒では、アドマイヤラクティがオーストラリアへの遠征で2014年のコーフィールドC(GI)を制しているが、国外に輸出された産駒としては、ヨシダが最初の重賞勝ち馬となった。

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