JR東日本は、利用者の少ない路線の2022年度の収支を公表し、長野県関係では対象となった4路線の8区間すべてが赤字となりました。
JR東日本は、2019年度の時点で1日の利用者数が2000人未満だった路線について経営状況を開示しています。
県関係では、飯山線、大糸線、小海線、中央東線の4路線が該当し、2022年度はいずれも赤字となりました。
赤字幅が最も大きかったのは、小海線の小淵沢と小海の間で14億7000万円、次いで、飯山線の戸狩野沢温泉と津南の間の9億4400万円、大糸線の信濃大町と白馬の間の8億3600万円となりました。
利用者の減少も深刻で、飯山線と大糸線は35年前と比べ、区間によって最大で9割減りました。