
LCRホンダからMotoGPに参戦しているアレックス・リンスは、第13戦インドGPと第14戦日本GPを欠場し、代役にはステファン・ブラドルが立てられることになった。
リンスは6月にムジェロで行なわれた第6戦イタリアGPのスプリントレースで転倒し、右足を骨折。リンスが療養を続ける間、代役としてイケル・レクオナが起用されていたが、直近の第12戦サンマリノGPでは日本人ライダーの高橋巧が起用された。
リンスは現在も完治に向けてリハビリ中だが、インドGPと日本GPでも引き続きレースを欠場することになった。なおリンスはスポンサー活動などを行なうため、インドには渡航する予定だ。
代役として起用されたブラドルは、サンマリノGPではワイルドカード参戦をしているため、3レース連続でMotoGPに参戦することとなる。
チームはYouTubeへの投稿でリンスがモーターランド・アラゴンでテストを行なっている様子を明らかにしているが、まだ実際にMotoGPへ復帰するには時間がかかるようだ。
リンスは「アラゴンでのテストは僕たちが期待していたようにはいかなかった。けれどこれで立ち止まることはないよ」とコメントしている。
Motorsport Network.