独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月17日、Redmine におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ブロードバンドセキュリティの志賀拓馬氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
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Redmine 4.2.10 およびそれ以前のバージョン
Redmine 5.0.0 から 5.0.5 までのバージョン
Redmine には、文字列の処理不備に起因するクロスサイトスクリプティング (CWE-79) の脆弱性が存在し、当該製品を使用しているユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。開発者は、本脆弱性を修正した下記のバージョンをリリースしている。
Redmine バージョン 4.2.11
Redmine バージョン 5.0.6
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