約3万5,800種が登録された「レッドリスト」って? 日本版「レッドリスト」には...

約3万5,800種が登録された「レッドリスト」って? 日本版「レッドリスト」には...

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  • 更新日:2021/10/14
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SDGsにも関係する「レッドリスト」の言葉の意味を紹介。日本版のレッドリストについてもお届けします。言葉やビジネスマナーに詳しい鶴田初芽が解説。

レッドリストって聞いたことありますか?

最近よく耳にするSDGsにも関係があるこの、「レッドリスト」という言葉。どんなリストのことを言うのでしょうか??

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◆レッドリストは絶滅のおそれのある野生生物のリスト

レッドリストとは国際自然保護連合(IUCN)が作成している、絶滅のおそれのある野生生物のリストです。なんと1964年に作成されました。

1964年というと、最近聞いたことがある年号のような… そう、東京オリンピックが開催された年でしたね。およそ57年前から絶滅のおそれのある野生動物についての警鐘が鳴らされていたんですね。

2006年以降は毎年更新されており、現在は約3万5,800種がリストに載っています。そして、リストに掲載された野生動物の生態・分布・生息状況などの情報をまとめたレッドデータブックも作成されているんですよ。

レッドリストは日本版も作成されている!

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日本では、環境省、地方公共団体やNGOなどが日本に生息する野生生物について、それぞれレッドリストを作成しています。

環境省が作成するレッドリストには、3,716種が絶滅の恐れのある種(絶滅危惧種)として掲載されています。

例えば、絶滅のカテゴリーにあるニホンオオカミの名前を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。『もののけ姫』のモロのモデルとされていたり、『おおかみこどもの雨と雪』のお父さんがニホンオオカミの末裔として描かれていますね。

環境省の作成するレッドリストは全体的な見直しは約5年ごとにおこなわれていますが、生息状況の悪化等により再検討が必要な種について適宜改訂が行われており、最新版は令和元年に公表されたレッドリスト2020になっています。次回の全体的な見直しは2024年以降に第5次レッドリストとして公表される予定となっています。

* * *

いかがでしたか? サッカーなどで示されるレッドカードは非常に悪質な反則や乱暴な行為がなされたときなどに出されるので、レッドリストは危険生物の一覧? と思われた方もいたかもしれません。

しかし、緊急車両のランプや非常ボタンなどに赤が使われているように、赤は危険を知らせる必要のある緊急事態にも用いられる色ですよね。生物の絶滅の危険を知らせるリストであることからとレッドリストと名付けられたと考えるとしっくりくるのではないでしょうか。緊迫感が伝わるチョイスですよね。SDGsで掲げられている生物の多様性の保全に関する一つの情報としても知っておきたいリストといえますね。

言葉の意味/デジタル大辞泉

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鶴田初芽

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