「415系車両」鹿児島で見納めに 「ありがとう」160人が見送り「この列車で車掌になった。ずっと一緒にいた」車掌も万感胸に

「415系車両」鹿児島で見納めに 「ありがとう」160人が見送り「この列車で車掌になった。ずっと一緒にいた」車掌も万感胸に

  • MBCニュース
  • 更新日:2022/09/24

白の車体に青のラインが入ったシンプルなデザイン。JR九州の「415系」と呼ばれる電車です。通勤・通学で利用したという方も多いのではないでしょうか。実はダイヤ改正で県内での運行は終了し、23日で”見納め”となりました。

午前9時すぎ、鹿児島中央駅のホームです。カメラを手にした鉄道ファンらおよそ160人が集まる中、415系の車両が最後の乗客を乗せて到着しました。

415系は、もともとは旧国鉄時代の1970年代から東京で使われていた車両で、ディーゼルから電気へと動力の切り替えが進む中で初期のタイプの車両とされています。

県外で運行されていた車両が鹿児島に2007年ごろに導入され、鹿児島本線と日豊本線で運行されてきました。

23日で最後となった鹿児島での運行。415系に寄せる鉄道ファンらの思いはさまざまです。

(中学3年 鹿児島市内から)「415系を選んで朝は乗っていた。ほかの列車にない特有のモーター音と、うなる感じの音が好きだった」

(小学2年 姶良市から)「青いラインがかっこいい。寂しいがもっと宮崎とかで頑張ってほしい」

(40代 姶良市から)「車より電車に乗って九州各地に行っていた。昔から見ている電車なので寂しい」

(最後の車掌を務めた 迎大地さん)「車掌になる時、この列車で教育を受けて試験に通った。ずっと一緒にいた車両なので、無くなるのは非常に寂しい。ありがとうの一言に尽きる」

最後に警笛を鳴らし、たくさんの人に見送られながら、列車は車両センターへと向かっていきました。

ところで23日は、佐賀の武雄温泉駅と長崎駅を結ぶ西九州新幹線の開業日でもありました。鹿児島中央駅では早速、西九州新幹線を利用しようと、佐賀方面へ向かう人の姿もありました。

(中学2年)「日帰りです。新幹線が開業すると聞いたので。長崎の景色を見たい」

JR九州によりますと、西九州新幹線の開業で、鹿児島中央と長崎の間はこれまでより30分短縮され、およそ2時間50分で行けるようになりました。

415系は、長く親しまれてきた車両なので鹿児島で見られなくなるのは残念ですが、JR九州によりますと、白い車体に青のラインが入った似たデザインのディーゼルの車両は今後も県内で走り続けるそうです。

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MBC南日本放送

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