
池に落ちた男の子を連携して救助したとして、福岡県の糸島警察署で26日、男性2人に感謝状が贈られました。警察から感謝状が贈られたのは、ともに福岡市の建設作業員・右松蒼汰さん(19)と、遠藤龍輝さん(22)です。
池に落ちた男の子を連携して救助したとして、福岡県の糸島警察署で26日、男性2人に感謝状が贈られました。
警察から感謝状が贈られたのは、ともに福岡市の建設作業員・右松蒼汰さん(19)と、遠藤龍輝さん(22)です。2人は、池で溺れていた小学3年生の男の子を救助しました。
■右松蒼汰さん(19)
「人助けできて、こんな賞状とかもらえてうれしいです。」
■遠藤龍輝さん(22)
「人助けできることはめったにないと思うので、うれしいです。」
5月11日午後5時ごろ、2人は福岡県糸島市前原西の公園にある丸田池で、男の子が転落する瞬間を目撃しました。
すぐ池に飛び込んだのは、右松さんです。
■右松さん
「ちょっと泳いで(男の子の)後ろに回って、ガッて(抱え込む)感じです。」
実は右松さん、父親から、かつて溺れた人を救助した『武勇伝』を、何度も聞かされていました。その話を思い出しながら、背後から男の子を抱え込み、待ち構えた遠藤さんが引き上げたといいます。
■右松さん
「常日頃、仕事で連携を取り合っているので、ここでその連携が生きました。」
2人の経験と連携が、今回の救助に生きたといいます。
警察は、「これからの時期は水の事故が増えるので、注意喚起したい」としています。